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小規模学習塾のメリット # 2

小規模学習塾の利点」の2回目です。
今回は、日曜や祝日の使い方についてお伝えします。
私たちは、日祝日は授業を休みにしております。
理由は、3点です。

1.家庭学習の習慣を身に付けさせるため

私たちの考え方の一つに「言われないとできないという子は、言ってもできない」というものがあります。
指示を受けて、その通りに勉強しているうちは、なかなか成長しないものです。
それは、本質的な「学び」にはならないからです。
やはり、主体的に学ぶ姿勢がないと成長には限界があります。
それを促すために、小学校の無い日を自分で自由にスケジューリングさせています。
学校のある日だと、どうしても体力の問題などで難しい面が出てきますので、日祝日を自分の意志で勉強する機会にしています。

2.家族の時間を増やすため

2点目は、家族の時間を増やすためです。
これは、「1.」と相反する部分がありますが、受験期でも可能な限り家族の時間を持ってほしいと思っています。
中学受験が全てではないですし、中学受験の勉強が全てではないと、私たちは考えています。
ゆえに、受験生ではありますが、普通の子供と同じように、日々の経験をしてほしいと考えています。
その中でも、親と一緒に過ごす時間は、他とは代えがたい時間です。
その選択肢をご家庭に持ってほしいからです。

3.柔軟に補習授業を組むため

これも「1.」「2.」とは相反しますが、日祝日に固定した授業料をいただかないことで、授業内容も授業料も、柔軟に指導ができます。
たとえば、9月の連休は、2日間13:00~17:00に算数補習を行っています。
9月の模試の結果で、理社の実力に目処が立ってきたので、10月の模試に向かっては算数の強化を目指しています。
そこで、自由参加の補習授業を組みました。
これは、日祝日に算国理社の固定授業を組み込み、そのための御料金をいただくと、なかなかカリキュラムを修正しづらいと思います。
その授業が、必ずしも効果的にそのときの課題を解決できるとは限りません。
ゆえに、柔軟に対応するために固定の講座にはしておりません。
私たちは、この点が小規模学習塾の最大の利点だと考えています。

結語

大手学習塾に勤めていたときは、カリキュラムの都合で、どうしても指導で難しい部分がありました。
その子が次のステップに進むために必要な指導とカリキュラムが、常に一致しているわけではないので、どうしてもタイミングが合わないことがあります。
しかし、今は、子供たちの成長に合わせて柔軟な指導ができるので、比較的効率良く指導してあげられていると思っています。

これまでの記事でも書かせていただきましたが、もちろん小規模学習塾が万能であるとは思っていません。
大手大規模学習塾には、そのメリット、良さがあります。
どちらが絶対的に優れているということはありません。

ゆえに、私たちが以下の2点のことを、自分たちの強みだと思っているにすぎません。

1.その子の課題に合わせて柔軟な指導ができる
2.授業料を抑えて効率良く指導できる

私たちの指導方針に興味がございましたら、ぜひ学習相談にお越しください。


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