暹羅に行きます
暹羅(泰国)に行く。本来妻と伊太利へ行く積りで、とっくに切れていた旅券を新たに発行して貰ったのだが、家庭の事情で駄目になってしまった。
暹羅というと歴史好きの僕がまず思い浮かぶのは、山田長政だが、この稿とは関係ないので、その話は割愛する。知らない人で興味があれば、Wikipedia辺りで調べて見るといい。
今回は1人で行く。団体旅行ではあるけれど。家庭は妻に任せて、旅行をする。いずれ彼女も交代で海外旅行に行くとは思うが、まず先に僕が行く。
1人で行くのは淋しいけれど、久々の海外で興奮している。20年以上前に2度、会社で亜米利加へ行かせて貰った。それ以来だ。
ただ不安も大きい。暹羅は暑いらしい。日本は冬だ。あちらとこちらの気温差で体調が悪くなって、行ったはいいが、ベッドで寝てましたでは洒落にならない。
今は薬のおかげで調子はいいが、鬱病患者であることは間違いない。いつ環境の変化で体調不良になるとも限らない。だから飛行機に乗っている時間も考えた。欧州ならば12時間以上座っていないといけないが、暹羅なら6~7時間で済む。
それでも冒険である。でも折角会社を辞めて、自由になって、海外旅行にも行けないなんて淋しいではないか。そう思った。
暹羅は仏教の国で、古い寺院も多く、魅力的な国である。上座部仏教で、昔小乗仏教と学校では教わったが、小乗仏教という言葉は差別用語らしく、今は使われていない。因みに日本は大乗仏教である。細かい説明は省く。
実は最初アンコールワットに行きたかったのだが、柬埔寨は入国査証が必要だったので、面倒臭いから止めた。
暹羅が気に入って、体調も問題なければ、今度はアンコールワットにも行ってみたいと考えてはいる。
待ち遠しい限りだ。
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