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国際女性デー企画!女性社員本音トークで得た“気づき“とは!

こんにちは!Boundless Creative Studiosの井上です。昨年の2月に投稿した『Rethinkアワード2022』の開催レポートから1年ぶりの投稿です。去る2月16日に『Rethinkアワード 2023』が開催され、今年も実行委員長として登壇させていただきました!コチラにリリースを掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧ください!
※Rethinkは「日常の当たり前を当たり前と考えずに別の視点から考えてみる」アクションです。

さて、今回の投稿は『Rethinkアワード』ではなく、「ジェンダー平等」に関しての投稿です。Boundlessには社内の文化醸成を推進するための「Culture Force Team(以下、CFT)」というチームがあります。今年は私もメンバーとしてCFTに参画し、社内カルチャーの構築&改善に携わっています。
そして、3月8日は国際女性デーとして、ジェンダー平等に関心の高い企業、個人、自治体など、様々な人たちがジェンダー平等の重要性や女性が活躍できる社会の実現を訴える取り組みや情報発信をされていました。多様性を尊重するBoundlessとしても、ジェンダー平等の社会に貢献できる活動をしようということで、社内のCFTで検討した結果、女性社員に参加いただいてリアルトークな座談会を開催することになりました。今回は、その座談会で感じたことを投稿したいと思います。

なぜ、座談会?

座談会、よくある企画ですよね。(笑) なぜ座談会を開くことになったかというと、個人的にはBoundlessという会社は、ジェンダー平等をとても重要と考えていると思っていますし、本社の米国Yahoo Inc.ももちろん同様です。定期的な研修もありますし、福利厚生も整っているほうだと思っています。しかし、CFTのディスカッション内で「ジェンダー平等」の議論をしているときに、Rethink癖がついている私が思ったことは、

「会社が設けている福利厚生を、実際に受ける側はどう感じているのか?」

ということでした。
私の家庭は子供も大きくなり、「育児」ということでいくと随分と前に大変な時期は終わってますし、まだ親の介護という課題にもぶつかっていないです。そんな自分が、Boundlessは福利厚生が充実してるよねって。。「事件は会議室で起きてるんじゃない!現場で起きてるんだ!」世代の自分としては、まさに現場で今、仕事と家庭の両立を実践している方達に話を聞いてリアルな話を聞くことで、新たな気づきや発見があるのではないか?更なる改善ができるのではないか?と感じたわけです。

座談会の内容や雰囲気

「ジェンダー平等」は必ずしも育児に関することだけではありません。キャリアや介護など、育児以外にも多様な意見を聞かせていただくために、育児、キャリア、介護、海外生活歴あり、といった異なるバックグラウンドを持つ女性社員4名にご参加いただき座談会を開きました。CFTからも女性社員2名(マーケティング部と人事部)が参加することで、本社の米国Yahoo Inc.の取り組みや現在の福利厚生の情報も交えた座談会となりました。

座談会の模様

どのような話が出てきたか?

座談会では男性は私一人だったのですが、たくさんの気づきや発見がありました。一言で言ってしまうと、「会社の福利厚生は活用しながらも、みんな家庭における負荷を少しでも減らすために、色々な工夫をして仕事と家庭を両立してるんだな。。」ってこと。座談会で出た工夫や取り組みをいくつかご紹介します。

 Q:仕事と家庭のバランスをとるために工夫をしていることは?
・シッターさんを利用、または義母にお金を支払って食事を送ってもらっている。
・家事をオートメーション化。食洗機、乾燥機はマスト。着る服も乾燥機にかけられるものを選ぶ。
・食事や掃除など外注できるものは積極的に活用する。

リアルな現場をわかっていない私が、「旦那さんやパートナーと家事の分担はしないの?」と聞いたところ、「もちろん分担してくれることに助かっている時も多くあるけど、お互いにペースやタイミングがあるので、それが期待に反する時はストレスに感じてしまうこともある。それであれば、外部にお願いすることで余計なストレスも減って円満に進むことがある。」という意見も出ました。分担だけではなく、外部のサービスを活用するという選択肢を持っておくことは、負担を減らすためにとても重要なんだなと感じました。

 Q:Boundlessに福利厚生としてあると良いなと思ったものは?
・ベビーシッターサービスを法人契約し、低価格で頼める。
・病児保育サポート。(突然の病気の時など、当日シッターさんを探すのは非常に困難)

具体的に希望として上がったのは共に育児に関するサポートでした。一部はアメリカの本社にはある制度のようです。確かに、お子さんの突然の体調不良などで、シッターさんを探すのが当日になってしまう日もありますよね。

また、上記以外で出た話の中で、私自身が気づきとして得られたものをいくつか紹介いたします。

・育休から復帰した時は育休に入る前にいた部署に戻れる、または慣れない部署に配属になる場合は業務に慣れるためのサポートを充実させてほしい。

・家庭、家族が大事という価値観を上司や周囲の人が示して、お互いがサポートし合える環境に。

・「生理休暇」のネーミングがストレートすぎて取得に困ることがあるため、名称変更をするのはどうか?

まとめ

文才が乏しく、とっ散らかった投稿になってしまいましたが、座談会を通して私が感じたことを書き出しました。前提として、今回座談会に参加してくれた女性社員の皆さんが口を揃えていっていたのは、「Boundlessは福利厚生は充実していて、会社・社員もジェンダー平等を尊重している良い会社」ということで、それには、米国本社のカルチャーや、働く環境を選択できるテレワーク制度が大きく影響しているようです。しかし、会社の制度だけではカバーしきれないことや、職場にいる周囲の人には気づきにくい負担が色々と存在しているということもわかりました。

今回の座談会では、育児や介護、キャリアなど様々な側面から「ジェンダー平等」について話を聞くことができましたが、もちろん全ての要望を会社の制度に加えることは難しいかもしれません。ただ、CFTとして得られた気づきを会社にも共有して、時間をかけてでも全ての人がより働きやすい職場に改善していければと思えた座談会でした。

また、このnote記事を通して、世の中の家事と仕事を両立する女性にとって、このようなやり方もあるんだなとちょっとした気づきとなればうれしいです。日本の女性がより活躍しやすい環境や社会が生まれればと願います。


*Boundless株式会社(バウンドレス)は、米国に本社を置くYahoo Inc.の日本法人です。


サステナブルな社会の実現に向けて
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