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移住と雇われという働き方

結論から申しますと、月々9万弱の支払いで新築住宅を建てる事にしました。
9万弱であれば、東京の賃貸の部屋とほぼ同額です。

決して立派な家ではありませんが、東京で借りていた間取り2Kの部屋に比べれば天と地の差があります。


家を建てると同時にコロナ禍突入

建築会社との本契約、土地の整地が始まり、移住の第一歩である家の事は進んでいきます。

その時、2020年3月。

そうコロナで大騒ぎし始めた時です。

いつもそうです。私はつくづく運がないんだと思いました。

しかしここまで来たら意地です。

これまでは事あるごとに壁にぶち当たり、諦める事を選択せざるを得ない人生でしたが、今回は想いを強く持つ事ができました。

なんの根拠もない楽観視と意地だけです。


とはいえコロナ禍の仕事

家の打ち合わせは一通り済んでいたので、基本的には"待ち"の体制で良かったのですが、勤め先、収入の問題が出始めました。

勤め先の映像関連会社では、制作関係の案件は一気に無くなり、売り上げが急激に下がり、給与の減額、夏ボーナスの不支給が決定しました。

この時に将来の仕事を考えるきっかけになったのかもしれません。

収入は減りましたが、会社の方はというと、徐々に売り上げは回復、前年を上回る売り上げになっていきました。

なぜかというと、コロナ禍による自社配信などの映像案件が増えたのです。

会社では、コロナ禍の数年前から撮影機材の一般販売を開始しており、ニッチな分野でもあることからコロナ禍で爆発的に問い合わせが増え、売り上げに繋がっていました。
私が主導して取り組んでいた事業であったので、それが成功するのは嬉しかったです。

けど、不満でした。

結局は雇われている以上、企画立案あれこれ動きまわって売上を作ったところで貰える給与の額というのは決まっています。

ましてや、今回のコロナのようにリスクが高まれば、切られるのは人、人件費です。

経営にも絡んでいたので、もちろん経営側の経費を抑えたい気持ちはわかります。
しかし、会社という組織を作っているのは人という自分なりの考えがあります。

戦国武将の武田信玄の言葉にもありますが、『人は城、人は石垣、人は堀、情けは味方、仇は敵なり』

これまで会社に尽くす事が皆のためになり、結果的に自分に返ってくるという思いで仕事をしていましたが、
この頃から会社への想いにズレが出てきてたように感じます。



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