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感謝

 先々週から続いていた鬱からやっと、少し回復しました。
 今回の鬱は逆に寝られず、ずーと暗闇をさまっている感覚でした。

 娘と遊んだり、ミルクあげておむつ替えして。
 それ以外ほとんどできない状態。
 とりあえずnoteを毎日更新することと、娘を朝6時に起こしてミルクをあげることをし続けて、生活リズムをくずさないようにしていました。

 外に出るのも本当にきつく、無理してお祭りに行った翌日放心状態になりました。
 それでも夫はいつも通りの生活をしてくれました。
 私がネガティブなことを言っても、ポジティブな言葉をかけることもなく「うん、うん」と頷いているだけでした。
 それが私にとって一番安心できることだと知っているからです。
 変に元気づけられるのがとても苦手(ようは意地っ張り)なので、私が相談として話かけない限り、自分の意見や慰めはしない。
 一昨日弱音を吐けて、どうしたらいいか相談したら「こうしろ」とは言わず、ただ客観的に見た感想を言ってくれました。

 鬱の間、夫のことを考えることができなかったのに、愚痴1つこぼさず、何か気の利いた言葉も言わず、そこにいてくれました。
 1人だったら、きっと壊れていたと思います。
 ご飯もろくに食べず、寝られず、久々の長い鬱に苦しんでいました。
 3週間で3キロ減りましたが、食べられるものを少しでも食べていたので、1,2年前の長い鬱よりは体重が減らずにすみました。
 まだ鬱から完璧に抜けたわけではないですし、未だに手が震えています。

 乗り越えられたのも、娘と夫の存在のおかげです。
(あと、頓服)

 鬱の時ずっと考えていたことがあって、赤ちゃんの時は寝ている時もうつぶせにならないか、様子を見ながら他のことをしているので、ほば24時間つきっきりで世話することになります。
 その時々に大変な子育てを何も分からない状態で、日々悪戦苦闘してきた親は、どこでいわゆる『毒親』になるのかなということです。

 もしかしたら、私も今はまだ夫のサポートがあるから大丈夫でも、いつ『毒親』になるのか、今から不安です。

 子どもに嫌われても、成人まではしっかり育てていきたいですし、私も生き続けなくてはいけないなと思っています。
 娘が娘らしく生きていける、そんな家庭にしたいです。
 内弁慶ならかかってこいです。
 「外で良い子にした分、家でストレス発散しまくってくれ」精神で育てていけたらなと、思っています。
 反抗期だってくるでしょう。
 「そのために、私自身が強くならなくてはいけない」そう強く感じた期間でもありました。

 私も母親にしてもらって、今日で4ヶ月と4週間。
 私もまだ母親4ヶ月と4週間。
 少しずつ強くなって、一緒に成長していきたいと思います。

 
 

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