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後悔しない1日のスケジュール

1日がグダグダになるのを避けたいと思いませんか?私は理想の予定通りに動こうと思っていても、予定が狂った途端に、そこから1日が終わるまでは思い通りにいかなくなり後悔してしまうことが多々あります。そこで!私は対策を立てたいと思います。

まずは分析から入ります。「大体こうなると1日こういう感じになるよな」というパターンを割り出してみたら、私の場合は、6種類に分かれました。

[1]やりたいことを最大限できた日
[2]急に予定を空けてやりたいことを代わりにやった日
[3]通常営業の日
[4]外出した日
[5]終日やらねばならないことに費やした日
[6]終日なにもできない日

上から順番に「やりたいことをやれた時間が多い順」となります。下に行くほど思い通りにならない日ということです。

次に発生しうる予定を大まかに分類すると、下記のようになりました。

・作業A:突発的な優先度の高いタスク
・作業B:毎日発生する重要度の高いタスク
・作業C:平素やらねばならないタスク
・作業D:常時やりたい優先度の低いタスク
・ほか食事、家事、就寝の日常タスク

これらの要素は、計画的に予定に組み込むこともあれば、時と場合によって予定に食い込んできて計画を狂わせてくることもあります。ややこしい話になりますが、日常的にはC>B>日常>A>D、休暇時はA>日常>B>D>C、理想的にはD>B>日常>A>C、といった感じで、私の中で優先度が変わります。

さらにテンプレのスケジュール表を作成します。

[0]テンプレ(作業D合計●●時間)
04:00:
08:00:
08:30:
09:00:
09:30:
10:00:
11:00:
13:00:
14:00:
15:00:
19:00:
19:30:
20:00:
20:30:
21:00:
22:00:
22:30:
23:00:
24:00:

テンプレに記載した時間は「大体この時間からなんらかを始めるな」という経験に基づいて記載しました。(作業D合計●●時間)の部分は、各パターンにおいて、やりたいことを1日合計でどれくらいできるのかが一目でわかるように用意したものです。つまり、「このパターンがきたら今日はやりたいことができる時間は最大で●●時間くらいだな」と予想ができるようになり、「●●時間しかできなかった」とか「あと●●時間はできたはず」というような後悔をできるだけしないで済むようになると、私は考えたのです。

そして、割り出したパターンの各スケジュールに分類したタスクを配置してみました。

[1]作業D集中デー(作業D合計20時間)
04:00:作業D(11時間)
15:00:作業A
15:30:昼食
16:00:作業B
16:30:作業A
18:00:夕食
18:30:作業B
19:00:作業D(9時間)
04:00:就寝

[2]特殊デー(作業D合計12時間)
04:00:作業D(4時間)
08:00:作業B
08:30:家事
09:00:朝食
09:30:作業A
10:00:作業D(3時間)
13:00:昼食
14:00:作業D(5時間)
19:00:夕食
19:30:作業A
21:00:作業B
22:00:作業A
24:00:就寝

[3]通常デー(作業D合計4時間)
04:00:作業D(4時間)
08:00:作業B
08:30:家事
09:00:朝食
09:30:作業A
10:00:作業C
13:00:昼食
14:00:作業C
19:00:夕食
19:30:作業A
21:00:作業B
22:00:作業A
24:00:就寝

[4]外出デー(作業D合計4時間)
04:00:作業D(4時間)
08:00:朝食
08:30:作業B
09:00:作業A
11:00:外出
21:00:作業A
22:00:作業B
23:00:作業A
24:00:就寝

[5]作業A集中デー(作業D合計0時間)
05:30:朝食
06:00:作業A
13:00:昼食
13:30:作業B
14:00:作業A
19:00:夕食
19:30:作業B
20:00:作業A
24:00:就寝

[6]休養デー(作業D合計0時間)
08:00:作業B
08:30:運動
09:00:朝食
09:30:家事
10:00:作業A
13:00:昼食
13:30:作業B
14:00:作業A
19:00:夕食
19:30:作業B
20:00:作業A
24:00:就寝

私は睡眠時間が少ないのですが、やりたいことをやりたいときに中断されると、やる気が復活しなくなってしまうことがほとんどです。そのため、中断されるようなタスクが発生しうる場合は、その日には、やりたいことをやる時間を最初から諦めるようなスケジュールにしました。代わりに中断が入らない場合には集中してやりたいことができるようなスケジュールとなっていますが、変に期待しないように飽くまで理想的なスケジュールであるという前提を認識するようにしています。

パターン分けされたスケジュールを使って何ができるか?今までは計画的に予定を遂行しようとして、失敗した途端に後悔していました。しかし、時と場合によって別パターンの予定に切り替えるという心の準備をしておけば、「ああ早くあれをしなくてはいけないのに」という焦りを減らすことが可能になりました。

例えば平日は作業Cを優先するため「[3]通常デー」で過ごします。しかし、どうしても作業Dを優先する流れであったり、休暇をとらざるをえない、というときに私はためらってしまうのですが、予定を狂わせるのではなくて、意図的に「[2]特殊デー」や「[6]休養デー」に切り替えると、ためらう必要がなくなりました。また「[4]外出デー」だったのに突発タスクが発生すると、予定を遅らせてるという気持ちでイライラが募っていましたが、「[5]作業A集中デー」に切り替えると考えると、飽くまで作戦を変更しただけ、という気持ちになるため些細なことと考えられるようになりました。このタスクがなければ作業Dをたくさんできるのにという思いが沸々と溜まることもありましたが、「[1]作業D集中デー」は飽くまで他タスクが発生していない状態で可能なパターンであると認識することで、理想的なもの、実現できたらば運がいいと考えるようになり、できないことがアンラッキーなのではなく、できることがラッキーであるというポジティブな受け止め方を、自然とするように私はなりました。

結果、思い通りのスケジュールを立てるためには、1つの計画にこだわらず複数のスケジュールパターンを持っておくことで、思い通りの範疇を増やすということで対策ができました。また、優先度や重要度別に作業を分類することで、複数のスケジュールパターンを用意することができました。

今年はスケジュールパターンの使い分けで、予定がおもいどおりにならないというストレスから解放されたいと思います。
今年もよろしくお願いいたします。

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