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#717 映画論25|シザーハンズ

映画論、本日は1990年の名作「シザーハンズ」について紹介します。

時期的には以前に紹介した「ゴースト」「ホーム・アローン」と同じくらいの公開ですね


シザーハンズとは?

シザーハンズは純真無垢な心を持つ人造人間と少女の交流を描いたファンタジーなラブロマンス映画です。

ある発明家が人造人間を作っていたのですが、その途中で急死してしまい、手が「仮」としていたハサミの状態のままだったので・・・人造人間の彼・エドワードはハサミ(シザー)の手(ハンズ)を持つ人造人間となってしまいました。
不便極まりない話です。
キン肉マンの悪魔騎士のジャンクマンに近い感覚でしょう。

そんな感じで生まれたエドワードが街で暮らすいろいろな人達と出会い、その純粋さゆえに人の醜さ、浅ましさに傷ついたりする物語ですね。


シザーハンズあらすじ

そんな感じで生まれたエドワードは、発明家の屋敷に引きこもっていたんですが、ある日化粧品の訪問販売をするオバサンが屋敷を訪ね、エドワードと出会います。
で、このオバサンが悪い意味でのグイグイ系のオバサンではなく、良い意味でのグイグイ系のオバサンだったので、そんなエドワードを家に連れて帰ります。
両手がハサミのエドワードは生活に苦労するんですけど、ハサミさばきは鬼なので、トピアリーと呼ばれる木や草でアートを作ったり、トリマーやヘアカットなどを行って一躍街の人気者になります。

で、そんなエドワードは、そのオバサンの娘のキム(≠韓国人)に恋をするんです。
その娘もエドワードの優しさに惹かれつつあったりするんですが、そんなエドワードに嫉妬したキムのボーイフレンドがエドワードをだましたりするという・・・そんな悲しい作品ですね。


シザーハンズの登場人物

エドワード(ジョニー・デップ)

世界的スターのジョニー・デップが一躍有名になったのは、このシザーハンズのエドワード役がきっかけと言われています。
なかなか変わり種の役ですが、役者としてはチャレンジしたい役な感じもしますね。

その10年後にはジャック・スパロウとして大人気になりました。
実はいまだに見たことないんですけどが・・・笑


キム(ウィノナ・ライダー)

世界的女優・ウィノナ・ライダーもこの作品でブレイクしたといっても過言ではないでしょう(あまり知らないで書いてますが)

その証左として、小説「GO」であったり、銀杏BOYZの楽曲であったり、いろいろなシーンでこのウィノナ・ライダーという固有名詞が使われています。
それだけインパクトのある女優だったんですね。


まとめ

とにかく切ない話です。
小学校時代の頃に、おそらく再放送を家族で見たとかそんな感じが出会いだったと思いますが、その異形のエドワードと、庭の植木のトピアリー、そして切ないラブロマンスという記憶はありますね。

是非また見たい作品ですね。


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