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【シニア生活】横浜で最も伝統ある「ホテルニューグランド」の歴史を感じてみた
こんにちは、Bosch(ボッシュ)です。
私は、東証プライム市場上場のIT企業を昨年退職し、現在は再雇用で就業継続中の一般男性です。
先日、横浜山下公園近くのホテル ニューグランドに一泊してきました。
ホテルニューグランドは1927年(昭和2年)に開業した伝統あるホテルで銀座の和光などを設計した建築家・渡辺仁氏による設計で横浜市の歴史的建造物にも認定されています。
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この記事では、ホテルニューグランドの歴史がうかがえるものについて共有します。
大階段
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本館の大階段はニューグランドのシンボル的存在です。
創業当時はこの階段を上った2階にフロントがあったそうです。
階段の手すりはイタリア製のタイルでできています。
イタリアで焼かれたタイルを船で運んできて使ったそうです。
時計の上の絵は天女奏楽之図で京都の川島織物が製作した絹の織物だそうです。
本館2階ロビー
いい感じの雰囲気です。
開業当時から横浜を訪れた外国人の人をもてなす迎賓館の役割もあったそうです。
なので装飾に和のテイストがあります。
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中庭
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カラスがじゃま
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発祥メニュー
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スパゲッティ ナポリタン
2代目総料理長 入江茂忠が、接収時代、茹でたスパゲッティに塩、胡椒、トマトケチャップを和えた物を米兵が食べているのを知り、アレンジを加えて生み出した一品
終戦後、1945年8月30日に到着した連合国軍最高司令官ダグラス・マッカーサーによって米軍による占領が開始され、以降1952年までの間、ホテルニューグランドはGHQ将校の宿舎として接収されました。
彼らの持ち込んだ軍用保存食の中にスパゲッティとトマトケチャップがあり、米兵たちは茹でたスパゲッティに塩・胡椒で味付けをし、トマトケチャップで和えた物をよく食べていたそうです。
接収解除後、ホテルには彼らが持ち込んだ大量のスパゲッティが残されていたことから、戦後2代目の総料理長を担った入江茂忠は「ホテルで提供するに相応しいスパゲッティ料理を作ろう」と、苦心の改良を重ねました。
もともと、当ホテルでは、初代総料理長サリー・ワイルより受け継いだカルーソー(仔牛の細切り肉とトマトベースのデミグラスに合わせた料理)やボロネーゼなどのスパゲッティ料理があり、入江は新たなメニューとして、トマト本来の味わいを生かしたホテルならではの料理を提供しようと、ニンニクと玉葱の微塵切りを飴色になるまでよく炒め、生のトマト、水煮のトマト、トマトペーストを加え、ローリエとオリーブオイルを入れてソースを作り、スパゲッティと合わせ、この料理を「スパゲッティ ナポリタン」としてお客様へお出ししました。
スパゲッティナポリタンだけではなく、シーフードドリアとプリンアラモードもホテル・ニューグランドが発祥なのだそうです。
シーガーディアン
本館1Fにあるバー・シーガーディアンII。
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サザンファンならお馴染みですね。
「秘密のデート」に出てくるバーは、このホテルニューグランドにあります。
このバーで酔わされたかったけど、今回は行きませんでした。
重厚な雰囲気のなか、濃密な大人の時間が流れていく英国調の正統派バー。 寡黙でいて味わい深いおもてなしは、ホテルニューグランドの血統。 グラスの音と会話が静かに重なる社交場は、心を酔わせて止みません。
サボイのカクテルブックにも紹介されている、世界的なカクテル「ヨコハマ」。 横浜へ来たら当バーで本場の「ヨコハマ」を、と注文される方も多く、人気の「バンブー」等、ニューグランドならではのカクテルを味わえます。
こんな宿泊プランもあるようです。
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まとめ
ホテル ニューグランドは、そのものが一見の価値のある伝統あるホテルです。
横浜元町・中華街・山下公園に訪れたおりに一度足を運んでみてはいかがでしょう。
ホテルの部屋の様子などはこちらからどうぞ。
この記事がタメになった、面白かったと思われる方は、ぜひ「スキ」を押していただくと嬉しいです。
以上、Boschでした。