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オスロのコロナ対策はどこもこんな感じ

昨日はひさびさに日本人の友人と外でまったりしてきたので、カフェのレビューを!ではなく、オスロの飲食店のコロナ対策事情について書きたいと思い、写真を撮りためてきました。

ここはオスロの東側にある小さなカフェ。夏に西側に引っ越してしまったため、あまり行かなくなってしまいましたが、居心地がとても良く、スープやケーキなどの軽食も美味しいので、お気に入りスポットのひとつです。

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入店するとこんな感じ。どこのお店も必ずアルコール消毒液が設置されていて、まずは手の消毒を促されます。10月現在、オスロの飲食店の営業は通常通り行われていますが、24時以降のアルコール提供は禁止に。

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飲食店を含むすべての公共サービスは、より効果的な感染追跡を実現するために顧客の情報を登録することが推奨されているんだそう。そんなわけで、着席するとこのようなQRコードをスマホカメラで読み取り、誘導されたサイトにて氏名と電話番号の入力するように指示されます。

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紙のメニューの使用を完全にやめ、サイトやアプリから注文、さらにはお会計までも各自スマホで行うお店が夏以降、急激に増えています。ここは紙のメニューでしたが、カウンターに「Bestilling ved bordene(テーブルで注文)」と書いてあるよう、普段は自分で席を立って注文しに行くタイプのお店も店員さんが来てくれる仕様に変わっています。

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ノルウェーでは、最低1mの距離を保つことが推奨されているので(そうでなければマスク着用。こちらも強要ではなく、あくまで「推奨」)多くのお店が席数を減らしたり、テーブルの間隔を通常よりも広くとったりして工夫を凝らしています。お客さんが去った後のテーブルの片付けや消毒なんかも、前はとってもいい加減だったのに(笑)コロナ発生後はなかなか徹底されていて、気持ちが良いです。これは、コロナが落ち着いても続いてほしいこと...!

また、ずいぶん前からキャッシュレスの進んでいるノルウェーでは、デビットカード払い(即時引き落とし)が浸透しているのですが、コロナ以降、これまで個人間の利用がメインだった「Vipps」(ノルウェー最大の送金アプリ)を使って会計できるお店が増えました。これは、のちのち一般的になっていくとしても、個人的にはあと2〜3年はかかると信じていたことなので、思いもしなかったこの展開には驚かされるばかりです。

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さて、こちらはお店のお手洗いです。何を隠そう、わたくしお店のトイレをチェックするのが趣味...!「トイレはお店の鏡」とはよく言ったもの、どんなに素敵なお店でもトイレが汚いとがっかりしてしまいますからね。

ここにも消毒液、それからオスロ市が配布している手洗い20秒推奨の掲示物が壁に貼られています。「Gjør det for Oslo ❤️(オスロのためにやろう❤️)」(直訳するとぎこちないですが)と小さく書かれています。「オスロのために、みんなやってね!」とかのほうが自然かも。

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ここのトイレはポイント高くて、なぜかというと、清潔な上にインテリアもかわいいんですが、香りの良いハンドソープ、ハンドローションのみならず、香水?タンポン!さらにはコンドームまで!いろいろ置いてあるのです。決して押し付けがましくない、さりげない心遣いに和みます(そしてちゃっかり使います)

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たくさん並んだ観葉植物、これまたかわいいポスターと照明の演出にうっとりして(逆光で暗くて失礼)用を足すだけの空間のはずが、ついつい長居...。しかしこっちのトイレってやたら広いんですよねえ。すいません、後半はトイレレビューになってしまいました。

というわけで以上、今回はオスロのコロナ対策についてご紹介しました。

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