【マッチレビュー】マンチェスター・シティvsイプスウィッチ・タウン【PL24-25 第2節】

• プレミアリーグ 2024-25 第2節

• 日時: 2024年8月24日(土) ※日本時間

• 会場:エティハド・スタジアム

• 試合結果
  マンチェスター・シティ4-1イプスウィッチ・タウン (HT3-1) (終了4-1)
  マンチェスター・シティ：アーリング・ブラウト・ハーランド 12' (pk), 16', 88'、ケビン・デ・ブライネ 14'
  イプスウィッチ・タウン：サミー・スモディクス 7'

試合の展開：前半

• 【MCI マンチェスター・シティ】前節と同じスターティングメンバー。
  ・ロドリ不在の中、コヴァチッチがアンカー起用。
  ・DFリコ・ルイスが一列・二列上がり中盤でのビルドアップに参加する形も同様。
  ・両ウイングのドク、サヴィーニョは、前節では途中からポジェッションの入れ替わりがあったが、最初からドクは左、サヴィーニョは右でスタート。

• 【IPS イプスウィッチ・タウン】　
  イプスウィッチは開幕戦で、リヴァプールに0－2で敗戦。スタメン4人を入れ替えて臨む。5バックぎみで構える形。

• 【IPS 先制 1-0】7分、開始早々危ない場面もあったが、先制したのはイプスウィッチ。デラップが自陣内から右サイドから持ち運び、中央のベン・ジョンソンへ、スルーパスで抜け出したスモディクスがGKエデルソンと1対1になりシュート、エデルソンは足に当てるがボールはそのままゴールへ。

• 【MCI 同点 1-1】12分、右サイドでボールを受けたサヴィーニョは、ドリブルでボックス内へ侵入。DFリーフ・デイヴィスのタックルを受け、VARが介入してPK判定。ハーランドが決めて落ち着いて逆をつき、同点に追いつく。

• 【MCI 逆転 2-1】直後の14分、イプスウィッチが後方へさげ、GK、2CBでパスを回そうとするが、シティは、ハーランド、デ・ブライネ、サヴィーニョの3枚で連動したプレスでミスを誘う。サヴィーニョがGKアリヤネット・ムリッチからボールを奪うとデ・ブライネに冷静にフィニッシュ。すぐさま逆転に成功した。

• 【MCI 追加点 3-1】15分、右サイドセンターライン付近からのデ・ブライネのロングパスにハーランドが背後へ抜け出し、GKを交わして冷静にシュートし追加点。わずか4分間で3ゴールを奪い、シティがリードを2点に広げた。

• 【IPS】3失点以降は徐々に落ち着きを取り戻したが、シティのペースは続き、反撃の糸口は見つけられず、フィニッシュまでいたる場面は少ない。

• 【MCI】シティは右サイド、後方のアカンジからのボール供給で、大外のサヴィーニョとハーフレーンのリコ・ルイスがコンビネーションをみせ、ボックスへ侵入していく場面も。

• 【IPS】2トップで、アンカー コヴァチッチを抑えにいき、中央は封鎖しようとするアプローチ。対してシティは左サイドへデ・ブライネが展開し上下したり、コヴァチッチが降りて3CBを形成し、アカンジが右に開くなど、左右への展開を図っていく。

• 【IPS】前節リヴァプール戦では連動したハイプレスなどの組織戦術もみせていたイプスウィッチだが、このマッチでは、4-5のブロックで防戦一方の状況。選手全員が自陣内で守備に、という時間が多くを占める。ボール奪取し、縦に速く仕掛けていこう姿勢も見えるが、シティ側はしっかりと即時回収でチャンスはつくらせず。

シティの隙をついてイプスウィッチが先制を見せたが、わずか4分間の立て続けのゴールでシティがあっという間に戦況をひっくり返す。その他にリコ・ルイス、デ・ブライネのシュートがポストに阻まれる場面もあり、追加点にはならず3-1で前半を終える。

試合の展開：後半

• 【MCI】50分、コヴァチッチの負傷によりストーンズが投入。本来は初期配置はCBで偽CBとして働くことが多いが、今回は最初から純粋なアンカーとしての起用のよう。今シーズン初出場ということもあるのか、投入後は少々おぼつかなく感じだが、リコ・ルイスが脇にいくカバーするなどの働きを見せる。

• 【MCI】71分、ドクに代わりギュンドアン投入。復帰後すぐの出場となりスタジアムも沸き立つ。同時に、サヴィーニョに代えてグリーリッシュも投入。これで顔ぶれとしては、グヴァルディオル以外、2022-23シーズンの再来を感じさせるメンツとなった。

• 【MCI 追加点 4-1】　88分、バイタルエリアで、相手が回収し損ねたボールをハーランドが収め、ロールしながらシュートを放つと、グラウンダーでニアサイドを射抜いてゴールネットを揺らした。ハーランドはこれでハットトリック達成。

ハイライト

所感

PL第2節 MCI 4-1 IPS
・リコ・ルイス、持ち場の守備だけでなく攻撃参加、ネガトラ、高い献身性、なんでもこなす19歳。今季飛躍すること間違いなしでしょう。
・いつまでも見ていたいサヴィーニョ
・おかえりギュンドアン。シティのお作法を熟知している彼がいる安心感
・ハーランドハットトリックおめ

— ボーグ研究所FOOTBALL🩵 (@borg_football) August 24, 2024

スタッツ

選手評価

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