【離脱者続出】事務所とインフルエンサー【2020/06/04】
はじめまして。
プロジェクト・ボーダーレスワールドの佐々木廉です。
今日は、最近、UUUM所属のユーチューバーが多数、離脱している件が気になりますが、事務所とインフルエンサーについてお話ししようと思います。
1.インフルエンサーの仕事
インフルエンサーは最初はSNSで発信を続け、影響力の拡大や、自分の好きなことをして知名度を上げていきますよね。
次第に成長していくと、案件の仕事が入ってきたり、それなりに収入も出てきます。
収入が大きくなれば、それはいち個人事業主として税金などの問題が出てきます。
つまり、規模が拡大すればするほど、好きなことを発信しているだけではやっていけなくなるのです。
ここで、インフルエンサーには2つの選択肢が出てきます。
1.税金などもろもろのマネジメントを事務所に委託する
2.自身で税理士などを雇い、その他業務もこなす
自身でこなしているインフルエンサーも少なくないので、できないこともなさそうですが、本業以外の業務が増えてしまうと、インフルエンサー活動に影響が出てしまいますよね。
なので、案件の斡旋やマネジメントを事務所に委託するインフルエンサーが多いのです。
2.事務所の仕事
事務所は、インフルエンサーの広告料などの総売り上げの20%前後(事務所による)を貰う代わりに、インフルエンサーのマネジメントやその他の業務、案件の斡旋などを行います。
なので、インフルエンサーは売り上げの20%を差し出す代わりに、自身のSNS発信に全力を注げるというメリットがあるわけです。
3.インフルエンサーと事務所の関係
このように、インフルエンサーは事務所とビジネスパートナーとして契約を交わしているということがお分かりいただけたと思います。
芸能事務所のように、事務所がタレントを抱えているという形態とは大きく違うことがわかりました。
タレントは、事務所経由で番組や作品に出演しますが、インフルエンサーはそもそも、自身で番組を製作できる位置づけです。
なので、事務所という表現が少し誤解を生んでしまっているのかなと考えます。
4.まとめ
説明してきた通り、インフルエンサーと事務所はあくまで、ビジネスパートナーです。
なので、双方にメリットがないとこの関係は成立しません。
駆け出しのユーチューバーならば、売り上げからの支払いに対しての事務所のマネジメントはありがたいし、強いバックアップだと思います。
しかし、ある程度の規模になると収入も大きくなり、それにつれてひかれる額も大きくなりますよね。
すると自身で、マネジメントしてくれる人を雇ったほうが、安く費用を抑えられるケースも出てくると思います。
ですので、今回のUUUM卒業騒動はそういった理由からユーチューバーが退会しているのではないかと考えます。
それについてはこの記事で詳しく書いています。
これで、一連の騒動やインフルエンサーと事務所の関係が何となくお分かりいただけたかと思います。
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私はインフルエンサーを起用したSNSマーケティングをしています。
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