キャスティング時の細かい注文は広告効果を大きく下げる!?【2020/05/30】
はじめまして。
インフルエンサーマーケティングプロジェクト「BORDERLESS WORLD」の佐々木廉です。
今日はぜひともインフルエンサーマーケティングを考えている方に読んでいただきたい記事です。
それでは本編に進んでいきます。
1.プロモーションの落とし穴
前提として、PRしたい商品、またはサービスの魅力を一番知っているのはそのクライアントですよね。
「この商品のここがすごい」
「こんなに便利である」
など、試行錯誤して消費者に届くPRポイントをたくさん作ったはずです。
ですので、クライアントは「ここをPRすれば消費者に魅力が届く!」と考えていることをアピールしようとします。
ですが、ここが落とし穴なんです。
消費者とクライアントがその商品・サービスに対して感じる魅力はずれている場合が多いです。
消費者は生活にその商品・サービスを自分の形に変えて組み込みます。
つまり、消費者が感じ取る魅力の形は十人十色ですので、可能な限り受け取る側の立場に立ってPR内容を考えることが大事です。
2.依頼時の注意
では、インフルエンサーを起用してPRする場合の話に移ります。
もちろん、企業はどのような戦略で企画を打つのか入念に考える必要があります。
そうすると、ここを消費者に届けたいというポイントがたくさん出てきますよね。
中には、依頼するときにその文面やタグ、投稿する写真にまで指示を出してしまう企業も少なくありません。
しかし、このインフルエンサーに依頼するときの決まりの多さは広告効果がふるわない大きな原因になるのです。
3.なぜ決まりが多いとダメなのか
では、なぜ決まりが多いとダメなのか。
それは、インフルエンサーマーケティングが
「インフルエンサーの魅力×商品・サービスの魅力」
から成り立っているからです。
そして、商品・サービスの魅力をインフルエンサー自身が感じ取り、言語化するということにこそ意味があります。
そして、フォロワーはインフルエンサーの「らしさ」に強い共感を示すとともに、「らしくない」発信に敏感で強い嫌悪を示します。
よって、起用時の決まりの多さ=PR時のらしさの少なさ
というわけです。
4.インフルエンサーは独自のノウハウを持っている
また、インフルエンサーは投稿の言葉の一文字にまでこだわります。
それは、経験からくる最も効果的な魅せ方を熟知しているからです。
利用するコンテンツを最も熟知しているのはインフルエンサーです。
そして、メインターゲットであるフォロワーの心にどうすれば届くかを熟知しているのもインフルエンサーなのです。
5.まとめ
インフルエンサーはいち消費者目線でPRを共有してくれます。
企業からの広告と共有では消費者の受け取り方が180度変わります。
ですので、
「企業のPRポイント×インフルエンサーの影響力×インフルエンサーの技術」
このような公式を目指していくことが最大限の効果を得るための絶対条件です。
また、キャスティングや企画、調査など難しいと感じる場合はインフルエンサーは広告代理店に依頼するのも手段です。
私たちのサイトも貼っておきます。
他にも「インフルエンサーマーケティング」で検索すると代理店が出てきますので、目的の沿った強い代理店を探してみてください!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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