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年の暮に寅が鳴いた

世の中は少し前から浮き足立っていよいよ訪れた年末年始。
私ももれなく実家へ帰省した。

数少ない幼馴染は皆家庭を持ち、家を購入していてなんだか急に作り話の世界に放り込まれたような気分になるけれど自分も同じように歳を重ねていることにハッとさせられる。
いや、実はそうでもない。

そんな新居にお呼ばれして行くことになった。
30歳を越えたいい大人(パートナー無し)というゾーンに片足を突っ込んでいる私は常識人バイアスが強めにかかっているので"新居祝い"は当然欠かさず"新居祝い"に伴って発生する当事者以外への配慮も欠かさない。

結果参加者全員に贈り物を渡した。
きっと正解だが薄っすら正解じゃない気もするのは何故だろう


今年は帰省前から"自分は何を確認しに帰るのだろうか"というクエスチョンが頭から離れず帰って来た今でもその理由はわからないままだ。
"独り身の大人の地元への帰省"
自分なりの主観的な理由を持っている方には是非お聞かせ願いたいところである。

兎にも角にも
いつまでも気にかけてくれ、何かの折には声をかけてくれる友人には感謝と愛を示したい。

言葉にすると陳腐だけれどその気恥ずかしさや後ろめたさに晒されながらも伝えることに誠実さが込められるのかもしれませんから。

"マスクをしたタイガーウッズ"を"タイガーマスク"と言い間違えても気付かない愛すべき変わらない友人を私はいくつになっても大切にするべきなんだと思う。

おみくじは大吉だった。

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