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ソクラテスがfollowersを見て思ったこと:SNS時代における個の在り方

こんばんは。賛否両論で世間を賑わせているfollowers。一言で言いますと女性の幸せに対する価値観や作品を通じて描かれる華やかさへの憧れ・ステータス感が古いという意見も多いようです。一応ソクラテスもかなりの甘いもの好きであるおかげで頻繁に女子会に参加させていただいているのでなんとなくわかります。ただソクラテスが本作を見て強い思いを覚えたのはそこではなく、本日取り上げたいと思った点はテーマは”SNS時代における個の在り方”です。

結論、本作はSNS時代における個の在り方を描いていた/考えるきっかけを与えてくれるという意味ではとてもいい作品だったと思います。一方で、芸能界と女性の幸せが映画のテーマなら全然いいんですが、followersという作品名がつくくらいなので、よりSNSという軸を深堀してほしかったですね。

もう少し詳しく説明しますと、SNS時代における個の在り方なんて文字通り千差万別ですからせっかく2人の生活(百田なつめ/奈良リミ)を同時並行で描くのであれば芸能界という華やかな世界におけるSNSだけではなくまったく異なった世界を生きる人を取り上げてそこにおける違う形のSNS社会を生きる人の姿を紹介していればもっと面白かったと思います。

あと本作を通して記憶に残った表現が2つありましたのでご紹介させてください。それらは

1)経験というのが諸刃の剣

2)あなたの1番のフォロワーはあなた

1)は純粋に刺さりました。2)は少し自分なりに意味の付け加えも含めてもじるのであれば、”1番獲得が難しいフォロワーはあなた”。逆に言えば自分さえ納得すればなんでも貫き通せる気がします。なぜ気になったのかを整理すると、ともに多様化したSNS社会において自分が納得する形で輝き続ける姿を追い求めるにあたってとても大事な表現と感じたからです。

ソクラテス個人の意見を書く前に先に必要な方々のために、followers関連の記事を下記にまとめさせていただきます!

followersを見終えて改めて素直に感じたことはやはりSNSのツールとしての強さ・そんなツールが普及した社会で生きることの難しさです。

本作でも1人のメンションが1人の人生を大きく動かす様を描いてますが、これはまさしく今のSNS時代において誰もが自分の存在を世に知らしめる機会があることを物語っていると思います。

一方でそこで欠かせない議論が2つ目に取り上げさせていただいたそんなツールが普及した社会で生きることの難しさです。自分への戒めも含んでますが、難しさは2種類あると思います。1つはこれだけ繋がってプレイヤーが多い世界において自分らしい輝き方を見つけること、2つ目はそうした中、自分らしさを貫き続けること。SNS時代における自己の追求においてこうした難しさがある中、深く刺さったのが上述させていた2つの表現です。2つをまとめますと、経験則に縛られずに挑戦し続ける:そうした先に苦労して見つけた自分こそどんなに世間の風当たりが強くても貫き通せる自分になることだと思います。

ソクラテスもこうした日々のnote、交流してくださる皆さんとのやりとりを通じて輝き続けられる自分を見つけられたらなと思っております。

最後までお読みいただいた方はありがとうございました。だいぶ長くなりましたが、ここで本日は筆をおくとします(現代風に言えば指をおくとします。)皆さんのご意見・感想・質問お待ちしております!!


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