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こんにちは。ぼーんぐんです。

庭先に山野草の紫蘭(シラン)が咲き始めました。

みなさんは紫蘭をご存知ですか。

草丈30センチほどの紫色の花が競って咲く日本原産の植物です。蘭と言ってもとっても育てやすくて丈夫なんですよ。近頃は品種改良がすすんでいて白やピンクなど花色で魅力が増してきています。

この上品で清楚な花の花言葉は「あなたを忘れない」「不吉な予感」とあります。

ちょっと怖いですね。

先日の就寝時、蒸し暑くてかけ布団を蹴っ飛ばして寝入っていた時の話です。朝方の冷え込みで嫌な夢を見たんです。

何だか怖い夢。

ここで内容を語るほどに詳細を思い出せませんが、とにかく怖かったんです。

そんな夢を見た時、みなさんならどうしますか。

私は不安になるとその場で手を合わせて「何事もありませんように」などと心で呟きお願いしています。

繰り返し何度も。

自分で言うのもなんですが、あれは誰にお願いしてるんでしょうね。

神様?仏様?自分自身?いや違うな・・宛先不明のお願い事です。

変な習慣ですね。

実はこの変な習慣は、こんな時にも出てしまいます。

先週の土曜日の話ですが、自宅近くの道を自転車で走っていますと、風に乗って鳩の羽が舞っています。「何だろう」と思って漕ぎ進めますと道路の交差点で謎が解決しました。

鳩が一羽車に轢かれたようです。逃げ遅れたんですね。

車が頻繁に行き交う交差点でペチャンコです。

ただ横を通り過ぎるしかありませんが、心の中でブツブツ成仏を念じます。そして「生まれ変わったら安全な田舎に行って遊びなさいよ」などと話しかけます。

また、動画配信アプリの映像を見ても変な習慣が出ます。

例えばそれは外国で大木を切り倒すシーンなど。

何人も手を繋がないと木を一周出来ないほどの幹の太さを誇る大木を切り倒すシーンに触れますと心が痛むんです。

私が盆栽やガーデニングを趣味にしている事もあるのですが、種をまき芽吹き季節を経て成長する。普段そんな植物の営みに励まされ力を貰う事が多くありますから、電動ノコギリで簡単に切り倒されるシーンを目にするとその大木が育ってきた何年にも及ぶ歴史を感じ成仏を念じられずにはおられないんです。

もちろん生業としている人たちを否定するものではありません。私の心内を語っているだけです。

変な習慣ですよね。

きっと私は人より臆病で怖がりなのでしょう。

変な予感がするとそこから免れたくて仕方がない。人の痛みを感じると同調しすぎて苦しくなってしまうのかもしれません。

加齢がそうするのか、

はたまた持って生まれた性質なのか。

冒頭の花言葉の「不吉な予感」は、それだけで私の心を不安にさせます。

そっと花に話しかけます。

「なんでお前は可憐なのに、そんな花言葉を付けられたんだい」

すると応えてくれました。

「そんなん”知らん”(紫蘭)」

おあとがよろしいようで。チャンチャン。

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