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I love me.


前回のnoteで友達少ない話したんですが、今回も過去の人間関係の話です。

僕が中学2年生になったばかりのある日、クラスの男子全員から無視やからかいなどのいじめを受けるようになった。
仲良い女の子から「あいつ(クラスの男子のリーダー)が、○○(僕)のこと嫌いらしいよ」と言われ、その直後にいじめは始まった。

最初はそのグループの何人からのみだったが、次第に男子の3/4が敵になっていた。元々仲が良かった人も自分が狙われるのを恐れてか、そちらに流れていった。

いじめの内容はと言うと、突然僕の周りを何人かで囲んで人間ブランコ的なことされたり、授業中に突然大きな声で「おい、○○!」と先生に聞こえる声で叫んだり、まあ普通に影で笑ったり、無視したり、そんな感じだ。聞く人によってはそんなのは全然軽い方と思われるかもしれないが、当時中学生の僕にとっては紛れもない地獄でしか無かった。そんな生活が毎日朝から夕方まで続くんだから。
さらに厄介だったのは、リーダーの周りの取り巻きがリーダーがいない所では普通に話しかけてきたということ。部活が一緒だったやつとかもいたんだけど、なんか申し訳なさそうな感じもなく余りにも普通に話しかけてくるもんだから、「こいつ頭おかしいんじゃねえの。どの面下げて話し掛けてんだよw」と逆に心の中ではバカにしていた。直接言うことは出来なかったけど。自分が弱かったから。



当時はSNSも流行ってなかったから、Twitterで別の友達作るとか、愚痴を吐き出すみたいな手段も思い付かなかった。

親には弱い所見せたくないし、心配もかけたくないから相談出来なかったし、親身になってくれる程親しい先生もいなかったし、友達に相談した所で状況が変わるはずもなかった。

でも僕はそんないじめられている状況の中でも「ナルシストの自分大好き人間」だったので、俺よりあいつらの方が上の立場にいるのはおかしいという思考に辿り着いてしまった。

確かに辛かったけど「死にたい」みたいな思考にはならなかったな。親と喧嘩した時とかの方がよっぽど心が痛んだ。

そこで僕は、生徒会執行部や応援団に入ったり、部活をめっちゃ頑張って、あいつらより優れている人間になろうと思った。
執行部での活動は純粋にめちゃくちゃ楽しかったし、女子メンバーも可愛い子が多かったので、ウハウハだった。
応援団も第一候補の人が生徒会長になっちゃったので、第二候補だった僕が応援団長に選ばれた。
大声出すのも、応援するのも気持ちよかったので、これも楽しかった。
駅伝部では2年生の時から区間選手に選ばれて、この部活をしてる時は人生で初めて仲間っていいなって思えた瞬間だったかもしれない。

これでいじめは無くなったのかと言うと、結論無くなってない。
でも、集まっていじめをしてた奴らより、よっぽどいい経験ができたし、充実した生活を送れてた。頑張ってたから周りの人望も勝手についてきたしね。

そんで3年になる頃にはいじめの主犯格の奴は「あいつやばいんじゃね?」ってことに周りのみんなも気付き始めて、結局そいつの周りには2人くらいしか残ってなかった。
一方僕は3年の頃はクラスにも恵まれて、楽しく生活できた。


結論何が言いたいかというと、上手くいかないことがあったり、周りに反対されてても、自分を信じて頑張ってればきっといいことがあるよって事です。
そこで、周りのせいにしたり、「自分はクソだ。人間の底辺だ。」みたいに思っちゃう人は未来の成功するチャンスを自ら捨ててしまってるかもしれない。
根拠のない自信は持ってた方がいいと思いますよ。その自信のせいで失敗しても、周りに迷惑かけてなかったら笑い話だし。

今死ぬくらいならもうちょい頑張って生きよう。何かいい事あるかもしれないし。

僕も長生きはしたくないし、50歳くらいで死にたいけど、生きてる間は楽しみたい。

「人に優しく、自分に優しく。」

これ大事。




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