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散文とか短編小説とか

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僕の回りくどい手紙のような散文
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#小説

連作短編、『沈める寺』は第十話までお読みいただけます

カクヨムで連載中の、連作短編、『沈める寺』は第十話までお読みいただけます。 第八話『料理…

卍丸の本棚
8か月前
7

『バベルの塔、あるいは、断章』を出版致しました

幻想短編集を出版致しました。 幻想的な物語やナンセンスな物語──どこからでも読める物語が…

卍丸の本棚
9か月前
6

音楽と故郷にまつわる小さな物語を書きました

我妻許史さんの主催する音楽と文学にまつわる素敵なサイト、『(誌)的ライナーノーツ』に僕の…

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妄想力の問題 ある少年の日記・断章

ある日、仕事仲間のハナオカから建設業界のコラム連載を依頼されたサルトル仮称。「交響曲第5…

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ハルキストの憂鬱な宴

僕のここ最近の読書まとめです。 6月ー8月読んだ文学や哲学の作家たちと好きな音楽家たちとロ…

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太陽の男と月の女 第1話 月の女

全2話 七夕の季節の短編 6月が過ぎ去った7月の日曜日。サルトル仮称は辻堂の書店で風変り…

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サルトル先生とシモーヌ

インスタに3月にあげていた全136ページの中編小説を推敲したものです。 これまでにnoteに掲載してきたショートショートはほとんどがこの中編からのスピンアウト作品です。 あらすじ幼馴染のサルトル仮称とシモーヌ仮称。 ある日、サルトルはシモーヌに子どもの頃一番最初に出会った日の事を思い出せるか聞いてみたくなった。 そうして始まるサルトルとシモーヌの回想録 登場人物サルトル仮称 主人公 回想時は「僕」 シモーヌ仮称 サルトルの幼馴染で妻 裕介 サルトルの親友 志穂 裕介の妻

初恋 6月のピアスの女

縦書き版 横書き版「サルトル仮称くんなら私なんかより可愛い子見つかるよ。」 雨の降る9月…

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獅子座と射手座εへの楽観的モールス信号

霞がかった季節から薄い緑色の季節に移り変わろうとしていた。 去年、病院の待合室にいた俺。 …

1

君が好き

サルトル先生とシモーヌシリーズ 君が好き編 この物語はフィクションでありノンフィクション。…

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春の朝と諜報員たちのルーティン

サルトル先生とシモーヌシリーズ ショートショート ー春の朝と諜報員たちのルーティンー はじ…

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アスファルト

 駅を降りて、右手に曲がり、まっすぐ海の方へ伸びるアスファルトの上を駆け抜ける。途中にあ…

3

ハルキスト

一時期、ハマって一気に当時出版されていた本をほぼ完走していたくらいに好きだった村上春樹。…

9

惚気

絵は妻が描いたもの 惚気 気分転換に午前10時の休憩中書いたものをこうして書き直したりして、自己満足の余韻に浸ろうとしています。 ここに載せた、或いは、載せられるであろう散文、駄文の数々は他人にとっては取るに足りぬただの俺の日記です。 — 本を読む物語 これはフィクションでありノンフィクション ジャンル問わず たまに、散文を書く94年生まれでラップ好きなフィリピンハーフの現場職人 嫁ちゃん卍丸の読書記録という体裁を繕ったただの日記である — ちゃんとプロフィールにも書