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トロント 最高の医師が教える 世界最新の太らないカラダ を読んで

こんにちは!かずまです。
今日は、ひさしぶりに当たり本に
出会ったので、
アウトプットしてみようと思います!
今回の書籍は、
トロント最高の医師が教える世界最新の太らないカラダ
です。

太るメカニズムを知ることで、
どうすれば太らずに済ませられるかが
わかる本です。

現代は本当に美味しい食べ物で溢れてます。
ついつい食べすぎてしまいますが、

どうすれば痩せるのか?
痩せるには何をすれば良いのか?
何を食べて、何を食べないほうが良いのか?

について、科学的なエビデンスを基に
しっかりと書かれています。
そして読みやすいので、一気に読み終えてしまいました!


この本はこんな人におすすめ

  • ダイエットしたい人

  • 減量してリバウンドしたくない人

  • ダイエットにおける最新の情報が知りたい人

  • 現代に生きるすべての人

  • マスコミや食品会社にだまされたくない人

私も、10年程前に自分で10キロ減量した
経験があり、減量については結構知っている方だと思っていたんですが、

やはり最新情報は違いました。

そして間違った情報から、
間違った思い込みをしていたので
この本を読んで、減量や体型維持に対する意識が変わりました!

それくらい衝撃をうけた書籍でした。

結論


太る原因はホルモンの異常。
インスリンが原因である。
インスリンの分泌をなるべくさせない。
分泌させる時間を
少なくすることで、太らずに痩せていく。

痩せるには、ファスティング(断食)が
一番良い。

この本から得られた気づき・発見


  • カロリー計算は意味がない。

  • 低GI食品だといって安心してはいけない

  • 太る原因はインスリンとコルチゾール。

  • 脂質では太らない。コレステロールは味方。

  • ファスティングしても筋肉は減らない。

  • ノンカロリー、ゼロカロリー飲料は太る。

カロリー計算は意味がない


これは薄々そんな気はしていたのですが、
やはり意味がないようです。
この本には、実験で1日に5373キロカロリーを摂ったら
太るかどうかの実験が紹介されていました。

これは、同じ人物が
21日間一定のカロリーを摂取しながら
身体がどうなるのかを調べたものです。

結果は、「食べたものの割合による」でした。

炭水化物 10% 脂質 53% タンパク質 37%の
割合でカロリーを摂取した場合、

一般的なカロリー計算では7.3kg体重が増えると予測されたが、実際に増えた体重はわずか1.3kgだったそうです。

しかもその1.3キロは、
ほとんどが筋肉だったそう。

対象的に、同じ人物が今度は同じ
5374キロカロリーで割合を、
炭水化物 64% 脂質 22% タンパク質 14%に
したところ、予測されたものとほぼ同じ分だけ(7.1kg)体重が増えた。
しかも、ウエストは9.14cm も
膨らんだそう。

カロリーだけに目を向けるのは
全く意味がないどころか、
むしろ太ってしまう原因になるのかも?
と感じました。

また、カロリーを制限すると、
身体は基礎代謝を落として
対応しようとして、より痩せにくい身体に
なってしまう。
これがリバウンドの原因だ。

とも書かれていました。

低GI食品は意味がない

この書籍では、
太る原因は「インスリン」であると
明確に述べています。

インスリンが出ると血糖値が下がるので、
では血糖値が上がりづらい「低GI食品」は
良いように思いますよね。

でも、それも間違っていると、
この書籍では明確に述べています。

インスリンの分泌と、
低GIの間に相関関係はないとのことです。
普段から「低GI食品」であるアガベシロップを愛用していたのですが、
アガベシロップはインスリンを大量に
分泌させることを知って、
マジカ・・・と衝撃を受けました💦

太る原因はインスリンとコルチゾール


私達がものを食べると、
血糖値が上がります。
炭水化物はグルコースになり、
エネルギーの元になります。

余ったグルコースを細胞に蓄えろという
指令を出すのがインスリンなんですね。

私達の身体は、このグルコースを
グリコーゲンに変えて
肝臓に蓄えることもできるんです。

ただ、肝臓の容量には限界があり、
容量から溢れたグルコースは
脂肪になるっていうわけですね。

お腹が減ってくると、
血中のグルコースが減ります。
すると、肝臓にあるグリコーゲンを、
グルコースに変換して、
エネルギーとして使うことができるんです。

それで、グリコーゲンが足りなくなってくると、どうなるか。

身体は脂肪を分解してグルコースに変えて、エネルギーとして使うんです。

なので、簡単に言ってしまうと、
インスリンは

「身体に脂肪を溜め込め。」

というホルモンなんですね。
インスリンは、何かを口にいれるたびに
分泌されます。

だから、頻繁に食事をしていると、
インスリンが出ている時間が長くなり、
その結果グリコーゲンが使われず、
脂肪も使われず、
痩せないことになります。

いかにインスリンの分泌を抑えて、
脂肪を使わせるかどうかが、減量の鍵
というわけですね。

脂質では太らない。コレステロールは味方。


脂質では太らない。という話も
Youtubeの本要約チャンネル等で
聞いていたのですが、
改めて書籍を読むことで納得ができました。

コレステロールは、
避けた方がいい有害物質的な
言い方をされることが
これまで多かったのですが、この書籍には

コレステロールは、体中の細胞を覆う細胞膜の主な構成要素だ。しかも、血中のコレステロールの大部分は肝臓で合成されており、食事から摂られるものは、わずか20%しかない

本書籍より

また、コレステロールが心疾患の原因であることもよく言われているんですが、
この書籍では明確に

「違う」と言っています。

エネルギー摂取量に占める脂質の割合を減らしても、肥満問題が加速する。
と言っています。

驚きですよね😓
脂質として有名なのは
オメガ~酸というものですが、
オメガ3脂肪酸を積極的に摂取することが望ましいということです。DHA、EPA。青魚などに含まれているものですね😌

ファスティングしても筋肉は減らない。


この書籍では、
減量するにはインスリンを低い状態に保ち、
インスリンの設定値を下げることが大事。という観点から、
ファスティングを押しています。

ただ、私が心配だったこととして、

「断食すると筋肉が減るのでは?」

という不安がありました。
この心配についても、この書籍では

人間の体が筋肉を燃やしてエネルギーにするというのなら、人間はなんのためにエネルギーを脂肪という形で蓄えるのかという疑問が生まれる。人間は食べ物がない時に筋肉を思い出すことはないというのが答えだ。言われていることは単なる神話に過ぎない。

本書籍より

神話。。。👀
でも確かに納得感があります。
筋肉が減ったら、
できないことが増えてしまい、
生存の可能性が減りますよね。
それなら先に脂肪を優先的に使うほうが
理にかなっていますよね。

確かに極端に食べ物が足りない場合、
筋肉も糖に変えることがあるようですが、
その数値は

「体脂肪率が4%以下になったとき」

とのことです。

普通の人は心配することは無さそうですね😌

更に特筆すべきが、
一日の食事の回数を3回から
1回にしたところ、
筋肉組織を維持するための
成長ホルモンの分泌が増えた
らしいです。

通常のファスティングで
筋肉の損失を表すエビデンスは
見つからないそうです。
安心して減量できるな。と感じました。

ノンカロリー・ゼロカロリー飲料は太る


この本では、
「ダイエット飲料は砂糖よりもインスリン値を上げる」
と述べています。

ということは、
実際ダイエット飲料は、ダイエットには
逆効果なようです😓

アメリカガン協会が、ダイエット飲料が減量に有効なことを証明しようと、78694名の女性を対象に調査を行ったところ、
人工甘味料を摂っていた女性は、
体重が増える傾向がとても高いことがわかったそうです💦

また、テキサス大学の研究で、
5158名の成人を対象2008年から8年間に渡って実施した調査からも、
ダイエット飲料は
肥満を減少させることはなく、
むしろ肥満になるリスクを47%も高めることを発見したそうです😓

ダイエット飲料の存在意味自体が
分かりませんね。。

おまけに、なんと心疾患のリスクも43%高めるということが、マイアミ大学の研究でわかっていると。

マジで
「意味がないどころか、害しかないやん」
と。本書を読んで学びました🖊️

今後に活かすこと

今現在、自分は平均体重以下であり、
太っているわけではないですが、
今後はどうなるかわかりません😓

ということで、この本を読んで
どう活かすのかを3つ決めました!

休日の朝食は抜いてみる


朝食ですが、私の専門である
睡眠学からすると、実際は摂取したほうが
体内時計の観点からは好ましいんですよね。

でも、2年ほど前は、
朝食を取らない実験を
3ヶ月やったことがあり、
その時はかなり思考がクリアになり、
お腹もそこまで減らなかったように
思います。

体内時計については、食事よりも、
日光などの光の影響のほうが非常に強いので
朝に陽の光をあびることで
体内時計はリセットできますし、
朝食は食べなくても影響が少ないのかもしれませんね。

休日は頭を使うことも多いので、
まずは次の休みから、休日(2日あるうちはどちらか一方)の
朝ご飯を抜いて、インスリン値を適正な値にリセットしようと思います。
ちょびっとファスティングってやつですね。

ダイエット飲料を飲まない

10年ほど前にダイエットをしていた時も
かなり飲んでいた「ゼロカロリーコーラ」
その後人工甘味料は発がん性があったり、
まだ歴史が浅く動物実験しかしていないので
よくわからない面があることがわかり、避けていました。

でもこの書籍を読んで、
この弊害を知ってからは
もう飲まないようにしようと思いました。

ダイエットどころか、
「命までダイエット」してしまう
ヤバい飲み物だということが分かったので😓

水分は、コーヒー・お茶・水・炭酸水が最高ですね。

なるべく精製した炭水化物を取らないようにする


一番インスリン値を上げるのが、
この「精製した炭水化物」
白米、パン、白白糖などの白い炭水化物。
一般に売られているお菓子も。

とはいえ、
私はアイスが大好きだったり(笑)
パン屋さんで売っているパンも好きですし、
ケーキも好き。
どれもコーヒーとの相性が
最高なんですよね・・・。

食は「幸福感」に結びつくものですし、
ストイックな我慢はストレスにもなるので、
この書籍で学んだことを意識しつつ、
適度に楽しみたいな。と思います。

知っていて食べるのと、
知らないで食べるのとでは
大違い
ですからね。

ケーキなどをたくさん食べた翌日は、
ファスティングを
することで調整もできますしね。

まとめ

沢山のエビデンスを元に解説した本書は
ダイエットに興味のある人にも、
今は大丈夫でも体調を整えてパフォーマンス高く活動したい人にも
広くおすすめできる書籍でした!

もし興味がありましたら、
ぜひ読んでみることを
おすすめします!
後悔しない一冊。まさに当たり本でした😄


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