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たまには息抜き そうだ道東へ行こう

と、突然夫さんから言われ、先日3泊4日で釧路へ行ってきました。
夫さん曰く、ここ最近、書籍や図鑑ばかり読んでいて、ずーっと家に引きこもりっぱなしだったので、たまにはリアルな自然でも見に行こう、ということで連れて行ってもらいました。(なんて良い夫なんだ)

久しぶりの旅行、とってもよかった。
今回のメインは「湿原」と「蟹」。
思う存分堪能してきました。

旅程はこんな感じです。

◆羽田のホテルに前泊

前泊すると心の余裕ができて良いです。

***
◆1日目
・AIR DO にて羽田→釧路 (9:00着)
・バスで釧路駅へ
・電車で釧路湿原へ  (11:00発)
しばし観光
・湿原から釧路駅へ戻りホテルチェックイン (18:30)
・夕食 (浜番屋にて蟹を堪能)

実は空酔いしてしまい湿原観光は断念。
駅周辺を夜ご飯まで散策しました。
釧路は世界3大夕日の1つらしいです。
ちなみに他の2つはフィリピンのバリ島、インドネシアのバリ島らしいです。
確かにめちゃめちゃ綺麗だった!!
これのために空酔いを頑張って克服した。
たらばは今の時期冷凍で旬ではないけど、焼くならたらばが一番美味しいらしいので。
旬は花咲がに、毛蟹で、蟹は全てお値段時価でした…。


***

◆2日目
・市場にて朝ごはん(和商市場)
・電車で川湯温泉駅へ (9:00発)
・徒歩にて硫黄山(アトサヌプリ)へ
しばし観光
・徒歩にてアイスクリーム店「くりーむ童話」へ
・川湯温泉から釧路駅へ (19:00着)
・駅近くで夜ご飯 (ちく半にてうなぎを堪能)

硫黄山は活火山なので、常に監視されているらしいです。
地下から出る蒸気がゴーっとすごい音を立てています。
音と匂いもすごいですが、こんなに近くで硫黄の結晶が見れるのはすごい。
せっかくなので地酒を。
釧路では「副司」と根室の「北の勝」がいただけます。
なぜか北海道に来ているのに、うなぎ。(九州産)
こういう寄り道も良いよね。
ちなみにめちゃめちゃ美味しかったです。

***

◆3日目
・観光電車「ノロッコ号」にて塘路駅へ (11:00発)
駅弁を購入。車内で食す。
・徒歩にてサルルン展望台へ
湿原散策
・釧路駅へ (15:30着)
・再び市場にて買い物(蟹、時鮭、珍味を購入)
・ホテルに戻り休憩 (おやつに市場でいただいた花咲蟹を食す)
・夕食(八千代本店にて毛蟹のお刺身を堪能)

観光列車。
景色がよく見えるようにゆっくり走ったり、湿原の事についてアナウンスしてくれます。
サルルン展望台から見える塘路湖。
とにかく雄大さに感動。
人間ってちっぽけだな、と思えてきます。
サルルン展望台までの道。
坂がめちゃめちゃきつかった…。
初めて食べた毛蟹のお刺身。
味は良い意味で蟹の味がしなくて、上品ですっきりとした白身魚のような味。
かぼす醤油が最高でした。飽きないのでずーっと食べれる。
丁寧に殻を剥いて、赤い繊維をピンセットで取ってあるらしいです。
(赤い繊維は脂で食べるとお腹を壊すらしい。)
味噌の部分は焼いて身と一緒に堪能しました。
最高すぎたー!!!!!!!

◆4日目
・和商市場にて最後の買い物(珍味を買い足し)
・釧路駅近くの古本屋「古書かわしま」へ
・ホテルチェックアウト (12:00)
・タクシーにて釧路市立博物館へ
・昼食 (なごやか亭にてお寿司を堪能)
・徒歩にて「六花亭」へ
・タクシーにてホテルに戻り、荷物をまとめてバス乗り場へ (18:30)
・バスにて釧路空港 へ
・JAL便にて 釧路→羽田へ (22:00着)


***

全体を通して言えることは「ご飯美味しい!!海鮮美味しすぎる!!気温快適すぎる!!自然雄大すぎる!!」て感じでした。

道内でしか味わえない花咲蟹や毛蟹を堪能できたのもよかった。
市場で蟹を爆買いしてたら、お店の方に「身が全然入ってないやつだけど良かったらホテルで食べて」って花咲蟹を丸々1杯くれたのが忘れられない思い出。
コンビニでハサミ買って、ホテルで堪能させていただきました。
身が入ってないとか言ってたけど、めちゃめちゃ入ってたし、味が濃くて美味しかった〜!!!

花咲がには北海道で限られた地域(根室や襟裳岬付近)でしか獲れず今が旬で、毛蟹はわりとオールシーズン獲れるようです。
道民の人にとって花咲は手軽で美味しいため家庭でも食べるが、毛蟹は値段が高く、身が細かいので食べずらく、自分でも買わないし 、外でも食べないとお店で相席した釧路出身の方に教えて貰いました。
今回の旅ではたらば(焼)、花咲(茹で)、毛蟹(刺身)を最も美味しく味わえる調理法で、かつ、本州ではなかなか出回らない2種を食べれたのはとても貴重な体験だった。

あと感じたのは、歳のせいなのか本当に美味しいものを食べると感動して涙が出るようになった…。
昔は全く興味のなかった山の景色や山の岩肌、土の質感や成分や生えている植物ばかりに目がいくようになったし、街や観光地の歴史を調べるようになった。

体力は無くなって、涙もろくなったけど、こういうことが楽しく感じるならば、歳をとるのも悪くないなと思った。


初めて見る景色や、雄大な自然、美味しいご飯にたくさんパワーをもらって、明日からまた土をこねたいと思います。


川沿いでビアガーデンをしていた。
まだ8月なのに夜はひんやりして秋の空気。
北海道の夏はあっという間に通りすぎるそうです。
硫黄山から湧き出ていた温泉。
近寄るとめちゃめちゃ熱いです。
湿原から駅に帰るときに撮れた奇跡の写真。
とにかく美しい。
また来ようね。
ありがとう。


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