natsuka nishikawa

出版社で働くお母さんです。ワーママ歴10年。電子書籍担当。本にまつわるすべてが好きです…

natsuka nishikawa

出版社で働くお母さんです。ワーママ歴10年。電子書籍担当。本にまつわるすべてが好きです。 本/本屋/紙/デザイン/本が好きな人/居場所/選書/読書 #言葉の企画 2020 #お店の学校

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    言葉の企画2020に関連する投稿をまとめています

記事一覧

月経カップを使い始めたら気に入りすぎてアンバサダーになった話

※ おもに血の話になるので、苦手な方は読まないことをおすすめします。 月経カップを使ったことがあることがある人って今の日本でどのぐらいいるんでしょうか。 おそらく…

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2021年の抱負

新年あけましておめでとうございます。 2020年、どんな年でしたでしょうか。 走っていた気がするけど、止まっている時間も結構あった、そんな一年でした。 変化に対応する…

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気が合いそうだから、と誘ってくれる人

「なんか気が合いそうだと思うんだよね~」 と、一度も会ったことがないのに引き合わせてくれた先輩。 しかも、初対面なのにホムパって! 誘ってくれるのは嬉しいけど、…

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次の未来に待ち合わせ…できる? #言葉の企画

1.終わりの始まり注:松坂桃李くんの結婚を引きずっているわけではない 言葉の企画2020、第6回、最終回を終えて。 横浜のBUKATSUDOか、オンライン参加か、選ぶ。 コロナ…

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ぜんぶ、すてれば #読書の秋2020

noteで、#読書の秋2020 というイベントが開催されています。 仕事柄、比較的本を読む・・・と言いたいところですが、実際にはそうでもありません。でも、さぞや読書家に違…

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美術の時間、デッサンをしながら話したこと。#言葉の企画

中学1年生の時のことだ。 美術の時間、デッサンをしながらクラスの子と喋っていた。 ある子が(仮にAちゃんとする) 「くうちゃんって、いい主婦になりそうだよね~」 (…

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画面越しの空気がずーんと重くなった瞬間。#言葉の企画

こんばんは。言葉の企画2020、企画生の西川です。 普段は出版社で電子書籍担当として働くお母さんです。縁あって、言葉の企画に参加しています。 言葉の企画とは? コピー…

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焦らなくていいんだよ。と言われれば言われるほど、焦燥感に駆られるあなたへ

自分を良く見せたいという気持ちが焦りを生むのです 今思い返しても、何この上から目線…? と思うこのセリフ。 入社1年目のころ、採用サイト用にインタビューされて掲載…

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わたしたちだからできることって、何だろう。#言葉の企画

6月から取り組んでいる「言葉の企画」。 早いもので、もう折り返し地点。 4回目の課題は『チームの企画』。 劇団ノーミーツを主宰している、林健太郎さんが講師となり、 …

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父の命日に寄せて

今日は父の命日なので、父に向けて何か書こうと思う。 確認してみたら、父が亡くなったのは2013年だったので、 もう7年も前のことだ。時が経つのは早い。 7年前、何をし…

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kindleunlimitedのおすすめ本を紹介します①

昨日、軽い気持ちでkindle日替わりセールになっていた『ファンベース』をおすすめしていたら、身の周りの4人ぐらいの人がぽちっとしてくれたので驚きました。嬉しい。 kin…

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なつかしく思われたいって、強欲だ。

言葉の企画第3回のテーマは、『名付けの力』。・改めましての自己紹介を、字源とともに。 ・「言葉の企画2020」に参加しようと思った理由 ・今という時代の気分を見つめ、…

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テレビの原体験って何だ? #言葉の企画

言葉の企画について月に1度、今年はオンライン開催されている「言葉の企画」。 電通のコピーライターで阿部広太郎さんが主催している会で、全国から100名以上の人が画面越…

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改めましての自己紹介。 #言葉の企画

言葉の企画、1回目の授業。 私は実際のところかなり緊張していた。直前まで何でもない風を装っていたけれど、開始時間15分前にはログインし(仕事の会議ではほぼオンタイム…

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3年越しのリベンジを果たしたい。 #言葉の企画

2017年4月23日。私が阿部広太郎さんに初めてお会いした日だ。 その日は、「企画でメシを食っていく」通称「企画メシ」選考に落ちた人限定に開催されたイベントで、テーマは…

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#猫を棄てる感想文 父との思い出

『猫を棄てる 父親について語るとき』を読んだ。 読む前から、きっと父親について思い出すことになるだろうなと思っていた。そして、実際そうだった。父は生きていればも…

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月経カップを使い始めたら気に入りすぎてアンバサダーになった話

※ おもに血の話になるので、苦手な方は読まないことをおすすめします。 月経カップを使ったことがあることがある人って今の日本でどのぐらいいるんでしょうか。 おそらくですが、1%もいないんじゃないかなと思います。 私自身、存在を知ってから、実際に使い始めるまで数年かかっています。 最初のきっかけは、梅つま子さんのブログでした。それまでもたびたび見かけていたものの、決め手になったのはこの記事。 おお〜、10年使える生理用品が3000円台…って、圧倒的コスパ!これは申し込まな

2021年の抱負

新年あけましておめでとうございます。 2020年、どんな年でしたでしょうか。 走っていた気がするけど、止まっている時間も結構あった、そんな一年でした。 変化に対応するので精一杯というか。 仕事のこと ・成果を出せるように頑張る💪 ・自分も周りも気にかける。 ・頑張るけど頑張り過ぎないように気をつける。 家族のこと ・もっと自宅を居心地のよい空間にする ・子どものサポートをする🧒 ・機嫌よくいる 自分のこと ・インプットとアウトプットを増やす ・noteを月1回は

気が合いそうだから、と誘ってくれる人

「なんか気が合いそうだと思うんだよね~」 と、一度も会ったことがないのに引き合わせてくれた先輩。 しかも、初対面なのにホムパって! 誘ってくれるのは嬉しいけど、どんな根拠があって声かけてくれたんだろう…? どっちかっていうと人見知りなんですけど。ハードル高いな。 でも、そんな心配は杞憂に終わり、 初対面でも昔からの友人のように食べて飲んでおしゃべりして。 自宅のようにくつろがせてもらって。 気づいたらワインの空きビンが7本。ごはんもあらかた空っぽに。 終電がなくなる前

次の未来に待ち合わせ…できる? #言葉の企画

1.終わりの始まり注:松坂桃李くんの結婚を引きずっているわけではない 言葉の企画2020、第6回、最終回を終えて。 横浜のBUKATSUDOか、オンライン参加か、選ぶ。 コロナの状況で、ギリギリまで調整してくださっていて。 もともとは、BUKATSUDOに行く気満々だったけれど、 結局私は、オンライン参加を選んだ。 みんなの「自分の企画」のプレゼンを聞くのはとても楽しくて。 まず、エントリーしたことを称えたい。聞いているほうもどきどきしたり、ほーっと感嘆したり、じーんとし

ぜんぶ、すてれば #読書の秋2020

noteで、#読書の秋2020 というイベントが開催されています。 仕事柄、比較的本を読む・・・と言いたいところですが、実際にはそうでもありません。でも、さぞや読書家に違いない、と思われがちで、全力で否定しても「そんなご謙遜を~」となるので適当にお茶を濁しています。 本をおすすめしようとしても、「この本をおすすめすると私の頭の程度がバレるのではないか」「なんか素敵な人だと思われたい」「せめて有益な本をおすすめしたい」…と様々な煩悩が脳内を駆け巡ってしまうため、さんざん悩んだ

美術の時間、デッサンをしながら話したこと。#言葉の企画

中学1年生の時のことだ。 美術の時間、デッサンをしながらクラスの子と喋っていた。 ある子が(仮にAちゃんとする) 「くうちゃんって、いい主婦になりそうだよね~」 (※注 くうちゃんは、当時のあだ名です。誰にも伝わらない情報…) と何気なく言ったところ、彼女は 「私は専業主婦にはならないもん!」 と突如怒り出したらしい。 周りは、ぽかーん。 (なんで、怒ってるんだろう? なんの悪意もないのに…というかむしろ褒めてるのに…) 社会人になってから、友達と話していた時

画面越しの空気がずーんと重くなった瞬間。#言葉の企画

こんばんは。言葉の企画2020、企画生の西川です。 普段は出版社で電子書籍担当として働くお母さんです。縁あって、言葉の企画に参加しています。 言葉の企画とは? コピーライター、阿部広太郎さんが主宰する講座です。2020年はオンラインで開催され、定員100名が1日経たずに満員に! 全7回、折り返しを迎え、第5回のテーマは『記事を書こう』でした。 舞台はここ、note。 それぞれかけた時間は違えど、どの記事もその人の個性や考えていることが垣間見れて、読み応えのある記事ばかりで

焦らなくていいんだよ。と言われれば言われるほど、焦燥感に駆られるあなたへ

自分を良く見せたいという気持ちが焦りを生むのです 今思い返しても、何この上から目線…? と思うこのセリフ。 入社1年目のころ、採用サイト用にインタビューされて掲載された文言である。(多分、就活生に向けてひとことみたいな文脈だったと思う) 「そんなこと言った覚えないんだけどな…」と思ったけれど、一応自分で言ったことになっているし、私はこの言葉に何度も助けられてきた。 名言なのか、迷言なのか、それはさておき。 思い返してみると、「自分が」と前に出ることよりも、「誰かのため」

わたしたちだからできることって、何だろう。#言葉の企画

6月から取り組んでいる「言葉の企画」。 早いもので、もう折り返し地点。 4回目の課題は『チームの企画』。 劇団ノーミーツを主宰している、林健太郎さんが講師となり、 チームで1つの企画をまとめてください、というお題。 なんの企画でもOK!という制約のなさ(逆に難しい) 講義前。お題が明かされる同時に、1チーム5名のチーム編成がメールで発表された。(この辺の体験としては、謎解きゲームや逃走中のような番組に参加しているような感覚。つまり、何が出てくるんだろう…?というワクワク感

父の命日に寄せて

今日は父の命日なので、父に向けて何か書こうと思う。 確認してみたら、父が亡くなったのは2013年だったので、 もう7年も前のことだ。時が経つのは早い。 7年前、何をしていたか全く思い出せないけれど、 父が亡くなる直前は、毎日仕事終わりに2時間以上かけてホスピスまで寄ってから帰宅していた。(すでに立ち寄りのレベルじゃない) ありがたいことに、最後の一週間ぐらい、会社の人が慮ってくれたのに甘えて、たぶん使い物になってなかったと思う。 すでにほぼ意識がなくて、話しかけてもうっ

kindleunlimitedのおすすめ本を紹介します①

昨日、軽い気持ちでkindle日替わりセールになっていた『ファンベース』をおすすめしていたら、身の周りの4人ぐらいの人がぽちっとしてくれたので驚きました。嬉しい。 kindle日替わりセールは、1日3タイトルしか入らない枠なので、大体毎日チェックしているのですが、日替わりセールになったからといって、何でも売れるかといえば、そんなことはない(はず)。 でも、kindle有料ランキングをチェックすると、(2020/9/3 9:24) 前日9/2の日替わりセールに入っていた、『

なつかしく思われたいって、強欲だ。

言葉の企画第3回のテーマは、『名付けの力』。・改めましての自己紹介を、字源とともに。 ・「言葉の企画2020」に参加しようと思った理由 ・今という時代の気分を見つめ、時代に名前をつける ・世の中に感じるあなただけの違和感に名前をつける 今回の課題は、豪華4本立て。 うわ~、こりゃ大変だなー。お題を出された時の率直な感想。 阿部さんは、課題を出すとき、毎回少しづつヒントをくれる。 ここまで2回やってきて、課題への取り組み方や、企画生それぞれのコミュニケーションスタイルなど

テレビの原体験って何だ? #言葉の企画

言葉の企画について月に1度、今年はオンライン開催されている「言葉の企画」。 電通のコピーライターで阿部広太郎さんが主催している会で、全国から100名以上の人が画面越しに集まる。(今のところ、全員皆勤賞!すごい!) 毎回、事前に課題があり、毎回ひーひー言いながら取り組んでいるのだけれど、とても楽しい。その楽しさがどこにあるかというと、みんな(ほぼ)初対面のところから、一から作り上げていく楽しさだと思う。阿部さんとBUKATSUDOの平賀さんが場を作ってくれているお膳立てがあっ

改めましての自己紹介。 #言葉の企画

言葉の企画、1回目の授業。 私は実際のところかなり緊張していた。直前まで何でもない風を装っていたけれど、開始時間15分前にはログインし(仕事の会議ではほぼオンタイムにしか入室しない)、それでいて昼食を食べるのを忘れて直前にカップラーメンをすすり。そもそも、100人以上の初対面の人と会う機会なんて日頃ないし、もともと人見知りなのだ。 最初に、阿部さんから今回の言葉の企画がオンライン開催されるに至った経緯について時系列とともに語られる。開講が見送りになったこと、オンライン開催を

3年越しのリベンジを果たしたい。 #言葉の企画

2017年4月23日。私が阿部広太郎さんに初めてお会いした日だ。 その日は、「企画でメシを食っていく」通称「企画メシ」選考に落ちた人限定に開催されたイベントで、テーマは、「いま、企画をするということ」。 私はいたく感激して、その場で阿部さんの前著「待っていても、はじまらない。」を購入し、サインをもらい、その翌日にはFBにメッセージを送っていた。(しかし今改めて見返してみたら、お名前を打ち間違えていた…!一番やってはいけないミス!痛恨の極み!阿部さん、申し訳ありません。この場

#猫を棄てる感想文 父との思い出

『猫を棄てる 父親について語るとき』を読んだ。 読む前から、きっと父親について思い出すことになるだろうなと思っていた。そして、実際そうだった。父は生きていればもう70を過ぎている。 時が経つのは早いものだ。 私は父と足かけ6年ほど、二人で暮らしていた。 きっかけは同居していた母方の祖母の認知症が進んだことで、元々プライドが高い者同士折り合いが悪かった祖母と父の関係は年々悪化し、ある日「今すぐ出ていけ!」となったのだった。でも、昭和の九州男児で家事などしたことのない父が一人暮