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【社長の日記】言葉は生き続ける

5月も疾風のごとく過ぎていった。
人並みに悩みもがき続けながら、それでも今日もこうして生きているという事実に心から感謝しかない。

先日部屋を整理していたら、昨年突然この世を旅立った大切な友人からの手紙がふと目についた。それを読むのは初めてその手紙を受け取ったとき以来だ。

意識しないようにしていたけど、今オレ結構弱っているんだなと。読み進めるうちに視界が滲んでいくことでそれに気づいた。

『いつもまっすぐに、ひたむきに頑張るその姿勢に心打たれ、我が身を顧みることで、どれだけの「良いもの」を得られたことでしょう。あるいは「こうはありたくない自分」を遠ざけられたことでしょう。』

綴られていた言葉に、いつもブックダムの仲間がかけてくれる言葉と重なる部分があったからか、どちらに転ぼうが俺は俺でしかないんだという感覚だけがそこには残り、それがいっそう胸を締め付けた。

あの日から「僕が僕であるために」という曲が沁みる沁みる。(元々大好きな曲だけどなんだこの沁み具合は・・・)

今日も誰かにとっての小さな光。やわらかな風。一輪の花であれるように。
そして、私も誰かにとって力となれる言葉を遺していけるように。種を蒔き続けていこう。