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【広報日記】 読むこと書くこと、自分と出会うこと。今日も同じ空を見上げて。

 皆さん、こんにちは。広報である私の思い・考え・学び・気づき、読んだ本のことを、今日も書き記しております。文章を通して繋がること、これもまた意味深いことであり、新しい出会いであると思います。大切にさせてください。今日もお越しいただきありがとうございます。


前回の記事から二週間ほど経ちまして、GWのお休みをあいだに挟み、日常に戻ってきました。朝ランニングしていますと、目に映る緑が濃くて、また鮮やかで。うっとりするほど美しい。そして何をするにも気持ちいいです、読書にも昼寝にも最高ですね。(昼寝は大事でして、一日に二度 目を覚ますことを大切にしています)今日はこの二週間の間で出会った言葉や本から思ったことを書きたいと思います。

やらないのではない。できないのだと人は思い込む。
アスリートの知人は調子がよかろうとなかろうと練習する。練習することでしか調子が取り戻せないとも語っていた。文筆家の友人は書けそうにないときもペンを走らせる。すると思いのほか書けることが少なくないという。

自分の人生に出会うために必要ないくつかのこと P151〜

書く(自分と共にいること)

 noteに何を書こうかと考え込んでしまうと書けなくなる。けれど、今日は『まず書こう』とページを開き、心に浮かんでくる言葉を書いていこうと思う。書くことは、自分と出会うこと。自分の心の中にあるものを言葉にすること。歳を重ねるほどに、書くことの意味を深めているように思う。ほんとうに一度きりの人生で、一番大切な人、それは「自分」であること。その自分と共にいること。生きることを感じること。だからわたしは書く。




花を咲かせる

 自分自身を花に表現することは、少し照れ臭い思いもあります。初めてその言葉を送ってくださったのは高校時代の先生でした。卒業式を終えて、卒業アルバムを持って職員室に行き先生のところへ行って「メッセージ書いてください」と言ってアルバムを渡したら、先生はわたしのことをバラに例えてこうメッセージを書いてくださった。
『バラが自らを飾ろうとするとき、バラはまた庭を飾る』
家に帰って落ち着いてから友人や先生のメッセージを読み返したとき、ただ言葉を言葉として表面的に追っていただけで、言葉の裏にある意味がわかりませんでした。そこから長い長い年月が過ぎて。ある日この言葉の奥にある意味を知る日がきました。ハッとした衝撃といいますか、それが分かった日というのは、私にとってとても印象的な出来事として記憶されています。

小さな花でいい 独自の花であれ
小さな光でいい 独自の光であれ

坂村真民 一日一語


自分の花を咲かすこと。花を咲かすにも、太陽の光と水と土が必要です。私を咲かせるための光は、水は、土は何だろうかと考えているのです。今の私が考えている光は『言葉』、水は『読書』(本)、土は『人』(出会う人々)なのではないかと思っています。これらは変わっていくのかもしれませんが、今の私はそう思っていることを記しておきます。

踏みにじられても  食いちぎられても  死にもしない  枯れもしない  その根強さ  そしてつねに  太陽に向かって咲く  その明るさ  わたしはそれを  わたしの魂とする

  坂村真民一日一言

 私もこれと似たような気持ちを持っています。『わたくしも、それを魂とします』と素直に申し上げたいです。



話すこと(自分へ語りかけている)

 口から言葉を話すということ以外に、心のなかで自分に語りかけている言葉があることに気づいたのは、五年くらい前だったと思います。はっきりと明確に気づいた日があって、それはある方から瞑想を教えられたことで『(自分の内側の言葉に)気づかされた』という経験でもありました。

いつも自分に語りかけている言葉から、色んなことに気づかされるわけです。私が自分に対して掛けている言葉は、そのまま自分の在り方にも繋がっていたということ。振る舞いや言動にも影響を与えていたこと。
言葉というのは口から話す言葉以外にも、こんなにも自分へ無意識に話しかけているのだと思いました。

自分で自分に話している言葉に気づくことは大きな一歩。それは自分に深く入り込むとで分かってくる。そういう「時間をつくること」ってとても大事なことだと思うのです。書くこと(書く時間を持つこと)もその一つだと思います。



言葉を発見する

言葉で自分をどう豊かにできるかではなく、自分は言葉をどう豊かにできるか。
言葉の豊かさとは、どういう自分であるかを語ることができる。
言葉のもち方が一人の人間を、人格をつくるのだということです。

読書からはじまる

 こう書くと外に出て探しているように見えるかもしれませんが、じつは全く逆でして、自分の心の内側から言葉を見つけ出したいと思っています。
その永遠なる言葉の旅とでもいいましょうか。長くなることは間違いないと思っていて。それを私の生涯通してずっと続けているように思います。

探すのではない。
発見するのだ。


発見とは、あらかじめの対象はなく、今まで知らなかったことを知ること、見えなかったものが見えること。

ピカソの言葉

 昔は「探している」と思っていたのですが、もっと正確に言うと「発見する」のだと思います。それは、人から与えられる(人からもらう)言葉でもありません。だから日頃いろいろな本を読んでいますが、そこにも書いていないのだと思っています。けれど必ずある。
自分にしか分からなくて、自分にしか見つけることのできない、自分の内側のなかにある言葉なのだと思います。


ご紹介した本


どうぞお身体を大切に。
今日もお元気でいてくださいね。
ありがとうございました。