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【メンタル不調の人のための読書室:ゆるっと本のまとめ】自分の時間を取り戻そう~ゆとりも成功も手に入れられるたった1つの考えた~(著:ちきりん)(その4~欲しいモノを明確にしよう)

*メンタル不調なのに「生産性をあげる」なんて、とても無理…と思われるかもしれませんが、不調の中でも生産性は上げれると私は思います。ちきりんさんのいう、生産性をあげることは、自分の時間を取り戻すための方法です。ぜひ、参考にしていきたいです。

【希少資源とセットでもう一つ 正しく理解すべきもの】
それが自分は何を手に入れたいかということです
そんなことくらい分かっていると言われるかもしれませんが、 それが案外 分かっていないことも多いのです

アウトプット(手に入れたい成果)を理解するために、 欲しいものを明確にしよう

【欲しいものは、頑張るほどわからなくなる】
欲しいものに希少資源を投入しすぎると、自分の欲しいものがいつの間にか ずれてしまう(例えば、長時間労働などですね)
過去の投資を正当化するために、自分が手に入れたいものを少しずつずらしてしまう
しかし、もっと大事にすべきは自分が今持っている希少資源の生産性
過去にこだわると、今持っている資源まで無駄になってしまう
私たちが大事にすべきなのは過去ではなく未来です
今の時点で保有している希少資源を何に投資するかが最も生産性が高いのか   
        = 自分が欲しいものが手に入りやすいか
そういう視点で考えてこそ過去に縛られない方ができるのです

【「やるべきこと」と「やりたいこと」】
本来自分の欲しいもの、手に入れたいものを理解するのはそんなに難しいことではありません
にもかかわらず私たちは頻繁に欲しいものを見誤ってしまいます
それは大人になると自分が「本当に欲しいもの」と「手に入れれば社会が評価してくれるもの」が違うと理解し始めるからです
年を取れば取るほど 、自分の欲しいものがわからなくなります
自分の欲しいものしか見えていない動物的な子供の世界から、 社会的な生き物である 大人への変化であるとも言えます
しかし、 自分の欲しいものがわからなくなるようでは、それを「成長」と呼ぶことはできません
「やればできるのにもったいない」というのも「 やりたいこと」より、うまくできることをやるべきという価値観に基づく言葉です
こういうことを言われ続けると 、ついつい「 やりたいこと」が「やるべきこと」に引っ張られてしまいます

安定した生活が欲しいと言って大組織の会社員になった人の中にも、確かに安定は手に入ったけど、特に面白くもないこの仕事をあと何十年も続けるなんて
「俺の人生は本当にこれでいいのか?」と疑問に感じ始める人がたくさんいます
自分にとって安定は本当に最も手に入れたいものだったのか?
そうやって思考停止せず、 考え続けることができれば大して欲しくもなかったもののために希少資源を通り続けることも避けられます

【豊かな生活とは】
希少資源を最大限に有効活用し、 自分が欲しいものをできる限りたくさん手に入られるという「生産性の高い生活」のことです
でも肝心の欲しいものを見誤ってしまっては、 いくら希少資源を投入しても 手に入ることはありません
私たちは ついつい「 周りの人がみんなやっていること」や「やるのが当然 (世間で)と思われてること」を自分が手に入れたいものだと勘違いしがちです
でも ゴールは間違えたら人生の時間もお金も無駄になってします

【③ 陽子 の考え方の変化】
私は今までずっと 怯えてきました
だから自分が手に入れたいものがものをゼロからじっくり考えるなんていう経験自体がありません
でも今の話を聞いて、一度 しっかり考えてみたいと思いました
だって今のこの生活が自分が本当に欲しかったものだとはとても思えない
なのにこの生活に自分人生の希少資源である時間を、これからも注ぎつけるなんてちょっと ありえないですよね
著者「 その通り! ぜひ、しっかり考えてみてね」

【私の感想】
ワーママはるさんこと尾石晴さんも、つねに「これでいいのか?」と考え続けることが大切だとおっしゃっていました。
ちきりんさんも同じように、生産性の高い生活をおくるためには思考を停止しないことが重要だとおっしゃっています。
日本の長時間労働をしてる方のほとんどが、思考停止状態なのではないかと思います。そうでないと、長時間労働はできないようにも思います。
私は休職中のため、考える時間を与えてもらったわけですから、生産性の高い生活について考える必要があるとさらに思いました。



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