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【メンタル不調の人のための読書室:ゆるっと本のまとめ】こころの葛藤はすべて私の味方だ~「本当の自分」を見つけて癒すフロイトの教え~(著:チョン・ドオン)(その5~本格的に心の傷を癒す方法)

【本格的に心の傷を癒す方法】
今に集中する「マインドフルネス」
・現在をないがしろにして、過去に執着したり未来を心配したりすると、憂うつや不安はどんどん大きくなる→その先には後悔が待っている
・現在を現在として楽しめば、ネガティブ思考を止めることができる
・生きていれば幾千万もの心配事が頭に浮かぶが、それらが実際に起こることはほとんどない
・まだ起こったわけでもなく、起こる可能性が低いことを恐れて現在を楽しめないとしたら、ひどくバカげている
・考えすぎないことで、自分を自由にすることができる
・すでに起こったことは変えられない
・悔むほど時間を無駄にしてしまう
・過去にとらわれて現在を浪費すると後悔はいっそう大きくなり、悪循環
・悪循環が起こるのは「無意識」のせい
・無意識は過去を悔み、未来を怖がらせる
・現在に集中するには…
  現在を楽しむ方法の基本中の基本
  ①吐く息と吸う息に意識を向ける
  ②料理やお酒をゆっくり味わいながら楽しむ
  ③時間に追われて生きるのは、不幸な人生
  ④昨日はヒストリー、明日はミステリー、今日は神様の贈り物
   だから現在をプレゼントと呼ぶのだ

過去から抜け出すには
・私たちは現在を生きているつもりでも、そうではない
・人は過去の経験に基づく心の枠組みで現在の事物をとらえて判断する
・もっと役立つ枠組みに変える必要がある
・そのためには、過去から抜け出して、現在の目線で見つめ直そう

自分の言葉で話す
・「本当の自分」を貫いてい生きていくには、率直でなければならない
・他の人々に嫌われたり
 裏切られたり
 不利益を被っても、率直さは「本当の自己」のエネルギー源になる
・「本当の自己」はひとりでいられる能力を持ち、周りが変化しても自分の軸を失うことがない
・「偽りの自己」は他人の奴隷として生きるようなもの

閉ざされた心を解き放つ
・そろそろ過去のことは忘れて、今を生きよう
・私たちの心は、ケージに入れられたリスのようなもの
・すぐそこにある広い世界に飛び出そうとするのではなく、与えられる餌を食べ、数えきれないほど回し車を回しながら日々を過ごしている
・ケージの中のリスが意味なく繰り返している自分の行動に気づいて、新たな経験をするために、 道を探したとしたら、その生き方は完全に変わることでだろう
・新しい経験をするための一歩を踏み出すのは、勇気のいること
 怖くなったり、 危険を感じる
・新しいことの中に確実なものはない
・新たな出発ができるというのはそれだけでも驚異的なこと
・誰かは助けてくれるのを待って、時間の無駄遣いをするのはやめよう
・失敗したからと言って人生が終わるわけではない
・生きている限り、いつだって再出発できるのに、こうした人生の特権を放棄する人がとても多くいる
・幸せを構成するパーツ
  よく寝ること→エネルギーが湧いて思考が明瞭になる
  正しい選択をして間違いを繰り返さないこと
  本当にやりたいことをやりながら努力を続ける
  時間を上手にコントロールすれば心身ともにリラックスできる
  時々自分と向き合う時間を作る
  自分の心と体をデザインしてポジティブな変化を追求する
  何より大切なのは心の自由を手に入れること


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