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【18冊目】「値づけ」の思考法

ジャンル:マーケティング
読了時間:1.5時間
刺さり度:★☆☆☆☆


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経済学の公理の一つに、「価格弾力性は、粗利率の逆数になる」という定理(ドーフマン・シュタイナーの公式)があります。日配食品の粗利率は約33%といわれているので、その価格弾力性はその逆数で約3となり、5%の値引きで売上個数は15%(=値引率の3倍程度)伸びると推定できます。

お客からは割安に見えても、3杯分を1回で提供できればオペレーションコストが下がるため、利益率はそれほど大きく変わりません。また仮に、利益率が多少下がったとしても、客単価が上がれば売上が増えるので、大きなサイズを注文するお客が増えれば増えるほど、お店は儲かるというわけです。

実際の値引率は、延期型のほうが即時型よりも低くなります。即時型でも延期型でも、ターゲットや販売戦略にマッチしていれば、値引きをしても売り手側が損をすることはありません。


一言コメント

プライシングの全容が学べそうで購入。
事例が多く、様々なビジネスの工夫ポイントが学べる。

が、内容は全体的に薄いので読まなくてよかったかも。
内容が薄い本はコメントも薄くなるの巻!以上!

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