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人込みが苦手。でも、神保町ブックフェスティバルなら大丈夫

だって、本が好きな同志達と同じ空間を共有できるから。

人がたくさんいる所に行くと、いつもへとへとになってしまう。

例えば、人が多い新宿・渋谷・池袋などに行こうものなら、HP(ヒットポイント)が70%くらい消費してしまう。

ハロウィンの渋谷なんて、想像しただけで「もう勘弁してくれよ・・・」と誰も何もしていないのにお手上げ状態になる。

そんな人込みが苦手な自分でも、テンションが上がるお祭りがある。
それが「神保町ブックフェスティバル」

普段、死んだ魚のような目をしている私が、こんな状態になる。

誰も彼もスマホには目もくれず、出版社さんのラックを食い入るように覗き込む光景はまさしく

絶景

人が多いところにあまり行かないもので、活気にあふれた「すずらん通り」を見て「あーコロナは終息したんだな」としみじみ感じた。

人が多いぶん、何回もぶつかられたし足も踏まれたが、あまり気にはならなかった。

むしろ、ご機嫌な今日は「全然気にしないでください。いい本と巡り合えるといいですね」と心のなかに70歳くらいのおしゃれなハットを被った紳士が出てきて、微笑んでいるくらいの余裕があった。

この「神保町ブックフェスティバル」の何が面白いって、個性溢れるさまざまな出版社さんを知れること。

なかには、北海道や宮城からも来ていて、全国津々浦々頑張っている出版社さんがいると思うと、本好きとしては、たまらなく嬉しくなる。

どの出版社さんも得意な領域があり、なかには「一体、誰がこの本を手に取るんだろう・・・」と思わせるようなニッチな本も多数あった。

でも不思議と深い愛情を本に感じる。
これは何だろう?

偏愛か。
そう偏愛だ。

マーケティング?
知ったこっちゃないよ。
自分たちが好きなものを追求して、それを喜んでくれる人が一人でもいればそれでいい。

そんな姿勢が最高にカッコいいし、私はそういう人達が大好きだ。

最後に

ちなみに「神保町ブックフェスティバル」は明日、10/29(日)まで開催しているので、気になった方はぜひ神保町まで足を運んでみてください。

あと、宣伝にはなってしまうんですが、私自身仕事で携わせてもらっているBOOK HOTEL 神保町にも立ち寄ってもらえると嬉しいです。

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