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小学校教員のICT活用術②〜発表前の原稿づくりに使える!!〜

 今回は、総合などの新聞・ポスター発表で事前指導として使える流れをまとめてみました。もしも需要があれば、今後各種アプリの使い方も載せていきます!

使用するのは、「ChatGPT」×「ロイロノート 」

 この組み合わせで行った授業の流れを説明します。
 ※太字の部分でICTを使っています!

  1. 発表物ができた段階で、子供たちに原稿をロイロノートで作成するように指示する。(ロイロノートを使うことで、原稿の手直しが容易になります。また、ロイロノート の右下には文字数が表示されるのです!)

  2. 発表時間は、1人40秒で4人グループで計160秒以内におさまるように情報の精選をし、内容を考えるように条件をつける。(1人40秒の時間制限を設けたいと思ったら、ChatGPTに質問してください。そうすると、目安の文字数を瞬時に教えてくれます!!)

ロイロノート の操作画面より。右下に打ち込んだ文字数が表示される。


ChatGPTの操作画面。登録は無料で簡単!ただ質問するだけです!

まとめ

 普段の授業準備にちょこっとICTを取り入れるだけで、子どもたちの動きが変わります。思考が変わります。例えば、今回のように時間制限や条件を子ども達に指示することで「情報の精選」が行われます。そして、このような条件を満たすために試行錯誤することで子ども達の情報活用能力が高まります。
 以前の私は、原稿を原稿用紙に書かせ、何度も子どもたちが書き直す辛い様子を見てきました。さらに、○秒でおさまる原稿は何文字ぐらいか?ということも自分で書いて試していました。これからはICTを効果的に活用することが大事になってきます。ちょっとした小技も積み重なれば教育の質を変え、我々の準備の時短にも繋がり、働き方改革になると思います!

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