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小学校教員のICT活用術③〜AIのガイドラインを、わかりやすく説明!!〜

今日は、昨日(令和5年7月4日)に発表された文部科学省による「初等中等教育段階における生成AIの利用に関する暫定的なガイドライン」の内容について要点を伝えます。

ガイドラインでは、生成AIの基本的な考え方について以下のように述べられています。

適切な例:

  1. 教師が生成AIが生成する誤りを含む回答を教材として使い、生徒にその性質や限界を理解させる。

  2. グループの考えをまとめたり、アイデアを出す活動の途中段階で、生徒同士で一定の議論やまとめをし、足りない視点を見つけて議論を深めるために活用する。

  3. 英会話相手として使用し、より自然な英語表現への改善や、興味関心に応じた単語リストや例文リストの作成に活用する。

  4. 発展学習の一環として、生成AIを使った高度なプログラミングを行わせる。

不適切な例:

  1. 情報活用能力が不十分な段階で、生成AIを自由に使用させる。

  2. 生成AIによる生成物をそのまま作品やレポートとして提出させる。

  3. 定期考査や小テストなどで生成AIを使用して学習評価を行う。

留意点:

  1. 生成AIの性質やメリット・デメリットについての学習を十分に行い、情報活用能力を育成する必要がある。

  2. リスクを管理するために、限定的な活用から始め、パイロット的な取り組みを行い、成果と課題を検証する必要がある。

  3. 教師はAIリテラシーを高める必要があり、生成AIの仕組みや学びへの活用方法について理解を深める必要がある。

  4. 学校では、児童・生徒の発達の段階を十分に考慮し、適切な使用方法を選択する必要がある。

  5. 特に、著作権侵害や他の法的なリスクに対して注意し、適切な使用を促す必要がある。

以上が、生成AIの適切な例、不適切な例、および留意点に関するガイドラインの要約です。

 この記事も、実はChatGPTに内容をまとめてもらいました(笑)
 個人的には、ChatGPTは本当によく使えると思います。だからこそ、まずは教師側がたくさん使うことが大事だと思います。その中で、AIを使う良さと留意点に気付いていきます。
 そして、何よりも「情報活用能力」の育成が大事ですね。
各学校で発達段階に応じた系統表などは作成済みでしょうか?もし作成されていたとしても、この先、見直しも必要になってくるかもしれませんね…!
 今後、将来的に子ども達はChatGPTをたくさん使っていくことでしょう。そのメリットとデメリットを理解することはとても大事になってきます。決して子どもたちに「自由に何も考えずに使わせまくって、思考力と判断力が身につかなかった」といったことにならないようにしていかなければなりませんね!

ちなみに、ChatGPTの対象年齢は一応13歳〜!

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