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読書ログなるものを、そこはかとなく書きつくれば。

あやしうこそものぐるほしけれ。

平安、鎌倉の昔から、なんとはなしに筆を執り、日常のよしなしごとをうっかりメモってしまう人はいるものです。 
そういう人に倣って、別になんの役にも立たないですが、読了した本の感想とか、おぼろな記憶をたどって怪しげなメモを残そうと思います。

海外在住だと日本語の本へのアクセスはよくない

活字中毒気味の私にとって、日本語で書かれた本は精神安定剤と言えるほど大切なもの。
そして、海外在住で今の読書環境を構築するのに、先人たちがネットに書き残したお知恵にどんなに助けられたか。 
いつか、誰かが「日本語の本でも読みたいわ」と思ったとき、どこから始めるのがいいか、どんな本が面白いか、なんてことのメモを残せればと思います。

紙の書籍が良いなんて贅沢は言えない

紙の書籍が一番好きなのですが、現在はほとんど電子書籍を利用しています。Kobo も試したのですが、現在はKindle 一択。 
新刊・話題の本の情報はネット頼み、しかもコロナによってここ数年、日本からの郵便事情は非常に不安定。欲しいと思った本を紙の書籍で手に入れにくい環境に居る我々にとって、アクセスしやすい電子書籍はまさに福音なのです。

Kindle Unlimited よ、永遠なれ  

現在、主に利用しているのはKindle Unlimited という読み放題サービス。

利用されている方にはお分かりいただけると思うのですが、ラインナップがけっこう流動的。読み放題対象の本が、けっこうな頻度で入れ変わるんです。
この前、「あ!これすっごく読みたい!次はこれ読もう!」とウィッシュリストに入れた本が、いざ読めるタイミングだと読み放題のラインナップから外れていた、なんてことはしょっちゅう。
だから、何を読んだのか、どんな本だったのか、メモを残しておきたいのです。読み放題でも元を取ろうとする、関西人の血がそうさせるのです。 

読書メモを残すもう一つの理由は、ゴミ本を選ばないため。
Kindleって自分で本を作って売ることができるプログラムがあるため、素人ライターが作った内容の薄い、時間のムダにしかならない本(辛辣)もたくさん存在することになります。
そんな本の特徴などをメモに残すことで、同じ轍を踏まないよう備忘録としたいと思います。 

ついでにAudible も永遠なれ 
Audible も読み放題。正気か。

ようやく本を読む余裕ができた

子どもが小さいうちは、子育て・生活・仕事のそれぞれでてんやわんや、時間なんてあっという間に無くなって、読書なんて贅沢な時間の使い方は夢のまた夢…みたいな感じでしたが、ここのところグッと少年らしくなった息子は、母にべったりくっついていなくても平気になりました。

それに伴い、私の読書量も少しずつ増え、どうにか「読書好き」の体面を保つことができるようになりました。 
嬉しいような、少し寂しいような。





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