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【働くみんなの必修講義 転職学 人生が豊かになる科学的なキャリア行動とは】

昨年の緊急事態宣言がでた時は
書店が営業していないことに
ストレスを感じた自分がおりました。

ということで、
緊急事態宣言がでる前日。

書店に行き、本を物色。

そんな中、
中原淳先生の本があり、
中身をササっとみて購入。

いや~、転職に携わる私にとっては、
良本でしたので、ご紹介します。

「働くみんなの必修講義
  転職学
 人材が豊かになる
 科学的にはキャリア行動とは」
著者 中原淳 小林祐児 パーソル総合研究所
発行 株式会社KADOKAWA

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■  目次

はじめに
オリエンテーション 
 なぜ「転職学」が「人生の必修」なのか
第1講
 まずは転職の方程式「D×E×R」を学ぼう
第2講
 「自己認識」を高めれば転職力も高まる
第3講
 孤独になるな!「転職相談」の大切さ
第4講
 日本人と「大人の学び」の心理分析
第5講
 地方転職から副業まで「流行りの転職」の虚実
特別集中講義
 日本の転職の歴史学
第6講
 新しい組織に馴染む科学的な方法
第7講
 これだけは知りたい「ミドルの転職」
最終講
 「辞めた会社」との付き合い方とか
おわりに

■  これから転職を考えている人も、転職を終えた人も、業界関係者も。

医療系人材紹介会社のエージェントとして、
転職を考えている人の相談にのって、13年。
その中で、肌感覚で理解していたことが、
この本で、言語化されている!

“そうそう、そんな感じだよね、
 転職を決意するまでの過程。“
とか、
“見限るときって、こんな感じだったんだ。”

エージェントとして思う処と
転職を経験している自分が思う処があり、
うんうん( *´艸`)と納得しながら、
読める本。

オリエンテーションの中でも書かれておりますが、

転職とは、
「自分に最適な場を探そうとすること」ではなく、
「自分が場に最適に適用することーすなわち新たに学び、変化する覚悟をもつこと」によってこそ、成功にたどり着けるものです。本書は、この信念に基づき編まれています。

上記を踏まえつつ、
読み進めていくと、


これから転職しようと考えている人は
もしかしたら、転職をやめる決断をするかもしれないし、


既に、転職し、新しい環境にいる人は、
“今”自分が置かれている状況に気付くことが出来るかもしれない。


転職業界で仕事をしている人は、
肌感覚で感じていたことが、言語化されているので、
本の中で書かれている私たちの役割
緊張屋さん」としてより一層、相談者の相談にのれると思います。


■  個人的感想 ―自分の転職を振り返るー

自己紹介でも書いていますが、
私は、医療系人材紹介業界で、
何回か転職をしています。


転職理由を振り返ると、
・リーマンショック
・会社倒産
・事業部売却
・ここにいても何も変わらない

こんな感じでした。

心地よくない職場いたとき、
出勤する度に
不満と諦めが入り混じり、
いつ辞めるか、いつ辞めるかと
自問自答する毎日でしたが
私生活で相方の身におきたことがきっかけとなり、
今までのウジウジしていたのが嘘の様に
スパッと辞めることが出来まし(≧◇≦)。


転職後の自分を振り返ると、
自然と新しいことに
チャレンジしています。


これは、何回か転職を繰り返し、
身に付いた処世術かもしれませんし、
医療系人材紹介のエージェントだからかもしれません。

医療は日進月歩。

そこに従事している医療従事者は
日々学んでいます。

その姿をみているから
チャレンジすることに
抵抗がないのかもしれません。


そして、この本を読んで
今の私に必要なことは、
“アンラーニング(学習棄却)”

”「捨てるべきものは捨てていく」
という割り切りと勇気をもつことが大切。

以前の組織で刷り込まれた考え方ではなく、
今、直に接している医療従事者の声を聞き、
“形”にしていくこと。

これが大切。

何はともあれ、この本は
これから転職をしようと考えているひと、
既に転職をした人、
業界関係者の皆さんにお勧めします。

以上


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医療系人材紹介エージェント。日々、医師や看護師さんとお目にかかり、思うことや、自分がお邪魔して、こちらに人材を紹介したいな~と思う、医療機関さんが募集している人材情報を掲載していきます。あとは、自分の趣味のダイビングのことも書いて参ります。医療系で海好きの人と繋がりたいです。