医療機関に正直に開業時期を話し、誠意ある対応をした結果、転職成功した内科医の話。

今回は、ある内科医のお話です。

先生は、大学医局を退局後、民間企業で1年間勤務、他の病院で勤務医として2年間勤務されました。

その後にクリニックを開業されますが、諸事情により手放され、別のクリニックの雇われ院長として勤務されました。

雇われ院長をやられていた時期に、弊社までお問合せ頂きましたが、
先生からのお問合せ内容は、
「2,3年後のクリニック開業を見据えて転職したい」
というものでした。

専門医もあり、その他の資格も取得された先生でしたので、転職活動は順調にいくと思われましたが、実際はご希望通りの医療機関に対して、書類審査が通らない状況でした。

書類審査が難航している状況で、弊社専属エージェントが考えた方針は2つでした。

1つ目は、余計な小細工はせずに、「今は勤務医として雇われたい、タイミングがきたら開業したい」と伝えること。
入職することだけにとらわれて、医療機関に気に入られるようなことを伝えてしまっては、いずれ退職する時、もめる原因にもなりかねません。

2つ目は、いずれ開業するとしても、今は、雇用される意識を心掛けるということ。
開業を念頭におかれている先生は、転職時点でも、ご自身の先のことに意識が集中しがちです。
ただ、勤務医として働く以上、雇用される意識をもつことで、転職候補となる医療機関側も、先生を受け入れやすくなります。

このような方針で転職活動を続けた結果、クリニックの雇われ院長として、勤務が決まりました。

そして、そのクリニックでしばらく働かれた後、先生は開業に向けて動き出そうとされています。

この記事をお読みになっている先生方の中にも、開業を見据えた転職をお考えの方がいらっしゃると思います。
その場合、今回お話した２つのことは、転職の手助けになるかもしれません。

ただ、転職に向けた最適なアプローチの仕方は、先生のご経歴や現状によっても様々です。
お一人で悩まれる前に、是非弊社にご相談ください。
弊社の専属エージェントが、先生のご希望をしっかりお伺いした上で、どう進めればよいか、ご提案させて頂きます。

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