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いい加減

私は20代半ばまでバカ真面目でした。
〜でなければならない。 
〜しなくてはいけない。
と自分をがんじがらめにし、
他人の気持ちや空気を察知する力が強かった為に自分より他人を優先にしていたら、知らぬ間に心が壊れていました。
  
しかし、良かった事にそれが転機となり
"いい加減"
の人間に生まれ変わりました。

それまでの人生なんて必要ないし、要らなかった人生だと思っていたけど、母親になった事でその要らなかった人生が生きたんです。
 
沢山の人生経験をして、
何をするかより、誰とするかが重要だという事に気が付いた事もひとつです。
私はです、人それぞれだと思います。

息子たちの敏感さはやはり親譲りなのかなと感じています。
とくに長男は深ーく悩みがちな性格でした。
なので、自分がどうしたいかと聞くとあれやこれやが渋滞してしまい難しい。
例えば不登校あるあるの、修学旅行等の学校行事の出欠。(悩む親?子多し)
何をするかよりも、誰とするかという声かけひとつしてあげるだけで、パパっと答えが出せるようになりました。
今の彼は、誰と何をするかの方が自分の気持ちをまとめやすいようです。
それが、結局自分がどうしたいかの答えなのですが、声のかけ方ひとつでこうも変わるなんて面白い。

自分と似た気質が見える故に、息子たちにはこの先できれば辛い経験なく生きて欲しいけど、それは息子たちの人生、私が今生きているように息子たちにも生きる力や強さは備わっている。
親としては、転ばぬ先の杖にならないように気をつけよう。
少し冷静にこう思えるのも自分の人生経験あっての事だと思う。
私の場合は息子たちのお陰で無くてよかった人生があって良かった人生になった。 

だから、息子たちも経験と色んな気持ちを通して自分なりの"いい加減"をあわよくば早い段階でみつけられたら良いね。と心から願う



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