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【凡人の勉強法】凡人の皆様。勉強方法にまよっていませんか?

凡人の勉強法と天才・秀才の勉強法は違うのか?

ちまたには色々な勉強方法があふれています。
日々じゃんじゃか新しい勉強本が量産されています。
迷える子羊だった私もたくさん読みました。
勉強がつらく、モチベ回復の手段でさえありました。
私が読んだ数々の勉強本についてはまた後日コツコツと記事にしていきたいと思っています。


天才の勉強法

勉強方法の迷路に迷い込んでいた私に引導を渡してくれた本があります。
「偏差値95の勉強方法」という本です。
凡人である私がなぜこんなハイスペック御用達のような本を手に取ったのかは覚えていないのですが、おそらく「学びを自動化する」といった宣伝文句にすがったのではないかと思います。
でも読み終えた時の感想はクリアに覚えています。

「書いてあること全部知ってたし、試したこともあるかも・・・
(でもダメでしたよ)」

そりゃそうだ。
凡人と天才では脳みそが違うのだから同じことやっても結果は全然違う。
この時、勉強本を読むのはもうやめようと思ったのです。
いつまでも青い鳥を探していてはダメだと。
そういう意味ではこの本の著者には大変感謝しております。

凡人の勉強法

それでは凡人はどうやって勉強したらよいのか?
色んなものに手を出し失敗してきた私の結論は「結局、王道しかない」でした。
王道とは?
ずばり、思い切って予備校に課金し、一流の師匠につき一からちゃんと教わる。です。

私が挑んでいる司法書士の予備校もたくさんありました。
ネットで完結できるこの時代、値段も様々です。
余裕でウン十万します。
私は貧乏ですので最初は当時一番安かろう予備校を選びました。
安いといっても余裕で10万越えです。
他の予備校はこの数倍はしますがなぜにその予備校が安いかというとネットで完結するから、といった理由だったような気がします。
2年ほどこの予備校で勉強し、3年目は改正情報用にもっと安い予備校の講義をとり、4年目に初めて大手の予備校の講義をとりました。
そこで私は衝撃を受けました。

「情報量がまるで違う!なんじゃこらー」

講義を受けた後に過去問を解くと「わかる、わかるぞ!」状態。
私は悔みました。
最初の年にもっと予備校を吟味すべきだったと。
情報をしっかり集めるべきだったと。

「敵を知り、己を知れば百戦危うからず」

司法書士試験に挑む数々の猛者たちと互角に戦うにはそれ相応の武器を装備せねばならなかったのに、無知な私は竹槍で特攻していたのです。
敵も知らねば己も知らず。我ながら痛ましい状況です。

高い受講料を払うのは本当に勇気がいります。
まさに清水寺から飛び降りる感覚です。
それでも凡人が秀才たちと戦っていくには己にあった一流の師匠なしには難しいと考えます。

ふたたび亀とウサギの話

一番最初の記事に書きました亀とウサギの話をふたたび考察します。

資格取得までの道のりをおのおのが進んでいかねばなりませんが進み方のイメージは以下です。

天才・・・車移動
秀才・・・自転車移動
凡人(ブーストあり)・・・徒歩、時にランニングやボルタリングの技術あり
凡人(のび太)・・・常に下りのエスカレーター

ゴールまでの距離は同じですがその負荷がまるで違います。
凡人(のび太)の場合、進むにも平坦ではなく階段ですし、しばし休憩すると元の場所にもどってしまう下りエスカレーターです。
あまりのつらさに抜け道ないん?と探してしまいます。
その時、同じカテゴリの凡人(ブーストあり)が
「こっち近道あるよ。こっちの近道で到達できたししかも通行料金も安い(独学)」とささやきます。
しかし、その抜け道はブーストなしには通れない細い細い崖の道でスキルも根性もない凡人(のび太)は足を滑らせ・・・・。
悲劇です。

適切な予備校の師匠は、凡人の道のりを平坦にしてくれると考えます。
下りエスカレーターであった道のりを動く歩道レベルにしてくれるイメージです。
(それでも逆走せねばならないことは変わりないですが)
どの資格試験でも最終的にはテキストの読み込みは必要になるかとは思いますが、そもそも問題演習でも文章をたくさん読まねばならないのですから、一番きつい最初のテキスト読みこみ時は、師匠に解説してもらい、重荷を軽くしてもらい体力を温存したいところです。

テキストに書いてある内容についても、一流の師匠であれば、まず優先すべきところ、あまり気にしなくてもよいところなどを文字どおり指導してくれ、凡人がつまづかないよう道端の石をのけておいてくれることもありますし。

勉強法もその道の一流の師匠が伝授する勉強法が結局は凡人にとっての王道ではないかと思います。

様々な間違った努力をしてきた私ですが
一番後悔しているのはやはり最初の予備校選びです。
タイムマシンがあるのなら過去の自分に伝えたい。

「予備校選びから勝負は始まっている。」
「予備校選びをなめるな。」
「予備校の宣伝文句に惑わされるな。」
「その選択が己の人生を左右する。」
「曇りなき眼で己の師匠を見つけるのだ。」

私は適切な予備校を選べませんでしたが今だったらこんな感じで予備校を探すかな、といった私が思う予備校選択方法はまた別の記事で書きたいと思っています。


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