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【凡人の勉強法】凡人の皆様。1日10時間勉強できますか?

資格取得をめざし、日々勉学にいそしむ皆様。
1日10時間勉強できたことありますか?

私が何回も挑戦している司法書士試験では以下のように言われております。

予備校A先生「直前期に10時間勉強できるタフな人が合格します」
 予備校B先生「すべての隙間時間も勉強にあてて、正直言うと睡眠時間を削ってでも勉強せよ」
 予備校C先生は自身の著書の中で「ぼくは1日17時間勉強しました」と執筆。
 
 
確かに資格取得するには質より量。
大量の勉強量を確保せねばならないのは紛れもない事実です。
しかし、5年以上司法書士試験に挑んだ私は世界の中心で叫びたい。
「凡人は一日10時間も勉強できないんだよ!!」
 
長年、血と汗と涙を流した結果、ようやく10時間勉強を達成する日があっても正直ふらふら、さらには翌日にリバンド。結果、凡人が長時間勉強するにはそもそもハンデがある。という結論にいたりました。
 
現在では凡人の脳みそには10時間勉強は耐えられないのではないかと思っています。
 


【凡人の定義】


「敵を知り、己を知れば百戦あやうからず」

孫子様の有名な格言です。
賢人がこんなに立派な教えを残してくださっているのに凡人の私は長年この言葉を真剣に考えず、その結果たくさんの時間を無駄にしました。
「敵を知り」のところもおろそかにしていたし、「己を知り」にいたっては全然振り返りもしませんでした。
世に出ている合格体験記を参考に、皆さんと同じようにひたすらがんばればいつか努力は報われると信じていた激甘ちゃんだったのです。
敵を知る前にまずは己を知る。
これこそが凡人が戦うための第一歩かつ最重要事項だったのです。
 
それでは、凡人とは?
私の独断でカテゴライズしました。
 
天才・・・自他とも認める天才 
(頭脳を武器にテレビやyutubeで発信しているあの人とか。)
 
秀才・・・血族に医師などの高学歴がいる
     自身も有名大学の受験を突破経験あり。
(私は天才ではない、などの芸風で勉強本を執筆していたりする)
 
凡人だけどブーストあり・・
     学生時代にスポーツなどで根性鍛えられている。
     または家族を背負っていて四面楚歌。
     または何かしらの強烈な負の経験がありそのため反骨精神あり
。   (このタイプは私は独学で合格しました!などyoutubeで発信し、凡人を惑わす)
 
凡人・・・平凡に平和に生きてきた普通の人。
     学生時代に何かを努力でつかみとった成功体験もなし。
     受験勉強もあんまりがんばれなかったりする。

(いわゆるのび太)
 
このnoteでは凡人(のび太)の自分が得た経験を凡人のために発信したいと思います。
自分、凡人だわ、と思った方のお役に立てれば本望です。
時おり、天才・秀才さん達への妬み、嫉妬がもれでてしまうかもしれませんがそこはご容赦いただければ幸いです。
 

【凡人に10時間勉強ができない理由】


ウサギと亀の有名な話。
あの話はかなりリアルだと思います。
コツコツ進んだ亀が先にゴールした、というめでたい箇所をのぞいてですが。
現実でも、持って生まれた脳みそのスペックは天才・秀才と凡人ではまさにウサギと亀です。
ウサギは早く走れますから走ること自体が負担ではありませんし、むしろ好きです。
すいすい進み、さらに周りからの賞賛も加味され、走ること自体にドーパミンが出る体になっております。
凡人の私たちもゲームや漫画を読むときは恐ろしいほどの集中力を発揮できますよね。
ゲームや漫画は私たち凡人の脳みそにとって負荷がかからないので長時間集中できますしドーパミンもでます。
天才・秀才にとって勉強の負荷は凡人にとってのゲームや漫画の負荷とさほど変わらないのではないかと推測されます。
 
一方、凡人にとっての勉強はただの苦行です。
亀が重い甲羅を背負って、一歩一歩進み、時にひっくり返り、時に甲羅にひっこんでしまうあの動きです。
楽しいどころか苦行なのです。(大事なことなので2回言いました)
教科書を7回読むと頭に入るのよ、とある秀才はおっしゃっています。
1回目はあまり意味がわからなくてもとにかく進むの、と。

しかし、凡人にとっては7回どころかよく知りもせん内容の教科書を1回読むこと自体苦行以外の何者でもないです。
だって、本当に全然わかんないんだもんよ。
よくわからない内容の本を読むには内容がどうというより、睡魔との戦いが熾烈を極めます。 
睡魔と戦いながら、亀のスピードで一歩一歩進む。
亀のスピードなのに寝ちゃうなんて1回読み終わったころには最初の方の記憶はすでに忘却のかなたへ。 
なんという効率の悪さでしょうか。
天才・秀才の勉強方法を凡人が真似すると痛い目に会う典型的な例です。
 
話がそれましたが、凡人が10時間勉強できない理由は凡人の脳みそには勉強の負荷がとても大きいからです。
身体的な問題ですから、これをモチベーションを強く持って、とか、気合で、とかそういう気持ちの問題で突破することはできません。
 
それでは凡人はどうすればよいのか?
自分の体験をもとに考察した事項を今後記事にしていきたいと思っています。
 

【まとめ】


 今回は、ただ、ひたすら、凡人が長時間勉強できないのは普通である。
決して怠けているわけではない、ということを凡人自身がよく理解することが大事であると考えます。
できないことをできて当然、もしくはやらなければならないと自分が思ってしまうと自分を追いつめてしまうからです。
どれだけ頑張ったつもりでも理想には届かない自分を常に責めてしまいます。
いつまでたっても達成感は得られませんし、達成感が得られないということはドーパミンもでませんし、ただでさえ苦行の勉強がさらにつらい苦行へと変貌をとげ、一歩も動けない状況にまで陥ることもあります。
まさに亀が甲羅に中に引っ込んでしまう状態です。
私は何度もその状態に陥りました。
今まさに苦しんでいるのよ、という凡人の方にこの私の体験がシェアできればいいな、と思っております。

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