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転職での面接必勝方法!面接官経験者が語る重要なポイント

こんにちは。凡人の秘密の部屋です。転職において面接は内定を得るにあたり非常に重要です。新卒はポテンシャル採用が多いですが、中途の転職面接はもっとシビアです。自分のスキルや能力を面接で存分に伝えなくてはいけません。中途採用の面接官経験もある私が、面接官の視線も含めて必勝方法を解説します。

最初の5秒は大事

面接は30分~1時間の企業が多いでしょう。意外と時間は短いので、最初の5秒で与える第一印象は超重要です。外見が良い・悪いという意味ではありません。「きちんとした社会人かどうか」が大切です。

・身なりが整っており、清潔感があるか
・聞き取りやすい声の大きさや話し方であるか
・自然な笑顔や柔らかい表情であるか

ドアのノックや座るときのマナー、自己紹介のタイミングなどで少しミスがあっても大きな問題ではありません。社会人として清潔な身なりで、同じ会社の社員として働きたいと思える人物か?が重要です。

特に上半身は面接で良く見えるのできちんと確認しましょう。髪がボサボサ、肩にフケがある等はもってのほかです。

最初の挨拶&簡単な自己紹介は、何度も鏡を見ながら練習しましょう。緊張していても、自然に堂々と話すようにするとよいです。

質問に対する回答は簡潔に・結論ファーストに

面接では質問に対して答えていく形式が多いです。1つの質問に対して答えるときは、最初の1-2文で結論が分かるようにしましょう。


質問:あなたが今まで一番やりがいを感じた仕事を教えてください
回答:はい、私はWEBマーケティングの担当として、システム部・商品企画部を巻き込んで、〇〇のサービスにおいて前年比200%の売上を達成し社長賞を獲得できたときに最もやりがいを感じました。

この後に1分程度詳細を説明できると分かりやすいです。よくあるミスが、全てを伝えようとして、1つの質問に対して5分くらいマシンガントークすることです。長すぎると論点が分かりにくく、大体話の軸がブレてきます。

面接官からすると、「話を上手くまとめられない」「会話のキャッチボールができない」といった悪い印象を与えます。面接官は最初の簡潔な回答の中で、気になるポイントがあれば必ず追加質問をしてきます。


追加質問:「先程の社長賞なのですが、獲得はどのくらいの難易度なのでしょうか?」
回答:「2000人の全社員の中で、最も貢献した社員3人のみに年に一度贈られる賞です。」

逆に追加質問をしなかった部分は、面接官にとって興味がないため話を膨らませる必要はありません。



質問が分からなかったときの対応

面接官が質問をしたときに、内容がイマイチわからないケースもあるでしょう。そのときは素直に質問するのが正解です。間違っても、当てずっぽうでの回答はしないようにしましょう。

企業の中では、あえて難しい質問をして対応方法をみる面接方法をとっているところもあります。「〇〇といった内容で合っておりますか?」「申し訳ございません。もう一度ご質問をお聞きしてよろしいでしょうか?」など丁寧に聞きましょう。マイナスになることはなく、わからないことがあれば素直に聞ける人という印象になります。

質問に対して、回答が的外れとかなり面接ではマイナスです。落ち着いて質問を理解するようにしましょう。

質問にすぐ回答できなかったときの対応

質問によっては、すぐに回答できないケースもあります。特にケーススタディ系の質問に多いと思います。リアルな仕事でありえるような困難な状況において、自分ならどう対応するかといった質問です。
その場合、「すみません少し回答を考えたいので、1-2分お時間いただいてもよいでしょうか?」と前置きをしましょう。面接官に許可を得れば、紙やペンを使っても構いません。

回答がまとまっていない段階で、話始めると内容がぐちゃぐちゃになります。それよりは、少し時間を置いて内容をまとめた方がよいです。時間は~3分程度であれば許容されるでしょう。

ポジションに合わせた回答をする

面接官がみるポイントは、ポジションにあったスキルをもっているか+一緒に働きたいか?です。つまり優秀な人物でも、ポジションにスキルがあっていなければ落とす可能性があります。

例えば、ポジションがアナリスト(=分析をする部署の人)だとします。そうすると、分析能力や実績、社内の分析ツールの使用経験があるか?が重要です。でも、候補者が分析能力について言及せずに、コミュニケーション能力ばかりアピールしたらどうなるでしょうか?面接官からすると、ポジションに合うか時間内に判断できず、落とす可能性が高くなるでしょう。面接の前に募集要項を読み込んで、ポジションに合ったスキルを回答の中で言及することが大切です。


最後に

転職面接は新卒の面接とは異なります。転職面接が初めての人も、面接に苦戦している人も、ポイントをおさえて面接に挑むようにしましょう。ちなみに凡人の秘密の部屋は、中途面接で落ちたことはありません。外見はジャガイモみたいな顔していますが、自分のアピールポイントを上手くまとめて伝えることで面接を通過しています。転職は人生が大きく変わる可能性もあるので、頑張りましょう!

サポート頂いた際には、英語や他のスキルを磨くことに使用させていただく予定です。そのスキルはnoteの記事で皆様に還元できればと思います!