見出し画像

今年もお盆がやってきて・・・感想日記

父の兄弟は6人、母の兄弟は4人でした。

父は長男だから家を継いで仏壇を守っていました。

だから、お彼岸やお盆になると必ず

親戚がお線香をあげに家に来ました。

みんなで一緒になって、ご馳走を囲んで

大きな声でワイワイガヤガヤおしゃべりして帰っていきます。

みんな、久しぶりの再会もあって楽しそうでした。


それがちょっと苦手な私は、遠目に眺めていたのですが


あれから何年・・・


祖父母が亡くなり

父が亡くなり

母が亡くなり

叔父が亡くなり

叔母が亡くなり


残った叔父叔母も高齢になって

もう、みんなで集まることが無くなりました。


車で15分ほどのところに住んでいる叔母だけが

お盆の時に、お参りにやってくるだけになりました。


せっかくお盆迎えして、祖父母の魂も両親の魂も帰ってきてるのに

寂しくてごめんねーと思います。

みんなで集まるのが好きだった父は寂しがってるだろうな〜

ごめんなさい そう思います。


今年も いつもの叔母だけが来てくれました。

私の病気のことを伝えました。

すると、叔母も怪我したこと、

従兄弟のご主人がガンの手術をしたことなどを教えてくれました。

今まで病気も怪我もしてなかったから、自信過剰になっていたと。

ひとりで頑張る私を励ましてくれました。

叔母さん ずっと元気で 長生きしてください。

そして、また、来年も来てください。

帰る後ろ姿を見送りながら、なんだか涙が出ました。


だんだん親戚が減っていきます。

知り合いも亡くなっていきます。


大学を出て就職した子の話を聞くと

「これから」を夢多く生き始めている若者が

羨ましくなります。


歳をとっていくって

こういうことなんだな〜と

歳をとってきて、やっと気づきました。


でも

まだまだ

ここから始まる人生もある。

まだ全てを諦める必要なんてありません。

歳をとったからって

何も出来ないわけではありません。

夢も希望も目標も持ってもいい

新しい勉強を始めたっていい

人それぞれ 魂の学びや目的は違うのだから

誰かを羨む必要もありません

自分は自分でいいんです。


「おいっ! 自分っ! 自分は自分でいいんだよっ!」

「今まですっごく頑張ったね。すごいよっ!」

「今までどんなに辛くても乗り越えてきたじゃないか。自信を持てよ!」

「大丈夫だよっ!」


そうです。

しっかりと生き延びて

これからやってくる素晴らしい世界を旅するのです!


いつも誰かに助けられていることに感謝。

護られていることに感謝。

今、自分の周りにある全てに感謝。

今まで出会った人、これから出会う人、みんなに感謝。

まだ出会っていないけれど、ご縁がある皆さんに感謝。


みんなで生き延びて

素晴らしい世界を見に行きましょう!

最高最善の人生を生きましょう!


すべてに

ありがとう!


そんなことを思った、今年のお盆でした。



素晴らしい世界をたくさん見たい。たくさん感動したい。知らない世界を知りたい。幸せは循環させたい。ありがとうございます。