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新型コロナウィルスと自粛ムードの渦中で見た1年間

こんにちは、Bonanzaです。

「こみゅリポAdvent Calendar 2020」という各コミュニティの主催者たちがそれぞれのテーマで記事を書いていくという楽しい企画があり、それに乗っからせて頂いた次第です。

1.これは誰に向けた記事なのか


この記事は「前編」と「後編」に分かれて掲載予定です。
それぞれのテーマはこのようになっています。

前編では「コミュニティと専門業者の両方の視点から1年を振り返る」
後編では「コミュニティイベント開催するにあたってのいろは」

イベント運営のノウハウを掲載するにあたって、まずは私自身が何者なのかを知ってもらうことが大事かと思ったので自己紹介編となる前編を書くことにしました。

(誰が書いたとか割とどうてもいいよって人は下記に後半記事のURLを貼りますのでそちらからご覧ください)

後半URL:(後日掲載予定)

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2.記事を書いてる人について

■ 3行でわかる要約 ■
・「oreRevo」というゲームコミュニティの主催者です。
・eスポーツのイベント企画制作を専業で続けている業者です。
・ゲームは新旧ジャンル問わずなんでもやる、ゲームしかない人です。

はじめに
はじめまして、私は「Bonanza」(ボナンザ)という名前でコミュニティイベントを開催したり、アマチュアチームを運営したり、仕事でも専業でeスポーツイベントの企画制作や配信制作をしています。

現在はeスポーツコネクト㈱時代から一緒に働いているIKKIさん、choさんと協力して「合同会社PDS」というeスポーツのイベント制作会社を経営しています。

以前に、eスポーツマーケティング系ライターの 謎部えむ 氏(@Nasobem_W) にインタビューをして頂いたことがあり、その記事がまだ見れますので気になる方は読んで頂ければと思います。

CYCLOPS athlete gaming の元オーナー会社であるeスポーツコネクト㈱(以下、eSCと記載)でイベント制作を担当していた当時(2018年10月時点)の記事となります。

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私は「oreRevo」というコミュニティで活動しています。

「oreRevo」というコミュニティについて簡単に紹介をします。

「ストリートファイターV」と「ロケットリーグ」の2本軸でコミュニティ主催のイベントを開催をしています。

私が担当をしているのは ストリートファイターV部門 で、過去には定期開催のオンライン大会であったり、今はコロナの影響で開催出来ていませんが大阪で約50人規模のオフライン対戦会を毎週開催していたりしました。

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当時のイベントの様子を短い動画で参加者の方が残してくれているので、興味のある方はぜひ見てみてください。文字より伝わりやすいと思います。

ロケットリーグ部門は 合気さん(@aiki_SDGO) をはじめとしたロケリ愛の溢れるスタッフ達に全ておまかせしています。

今回のこみゅリポで 合気さん もタメになる記事を書いているので、ぜひ読んでみてください。私はひとつのイベントをやる為に可能な限りのコストを掛けてクオリティを上げるタイプなのですが、合気さんは「継続」を最優先事項として活動をしていて、今でも彼のやり方から学ぶことも多くありますし、この記事を読んでこれからコミュニティイベントをやっていこうと思う方がいるなら、とても大切なことが書かれているのでおすすめです。

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3.「コミュニティ目線でみたコロナ自粛の1年間」


この1年間は新型コロナウィルスの影響で全くという程活動が出来ていませんでした。

コロナ自粛で出来なかったという点もありますが、なにより自分のモチベーションがドン底まで落ちた時期があり、とある有志の方からコミュニティ活動をご支援して頂けるありがたいお誘いまで頂いていましたが、最後まで気持ちがどうしても乗り切らずお断りしたこともありました。

これまで同じゲームが好きな仲間達と楽しさを共有する空間にいることが当然の日常であった為、自粛がはじまってからの生活には想像以上に気持ち的な面で落差がありました。

次第に「オフラインイベントはもういらないのでは」「オンラインで十分かもしれない」というプレイヤー達の声も耳に入るようになり、このままオフイベントの復興へ向けて動いていくべきか、コロナ時代に適応して以前のようにオンラインを主戦場にしてやっていくか長い時間迷っていましたが、消去法的な考えで自分のやりたいことを変えることに納得が出来ずその考え方は最後まで変わりませんでした。

同じ「オンライン大会をやる」といっても、「オンライン大会をやりたいからやる!」と「オフライン対戦会が出来ないからオンライン大会をやる」では自分の中で全く意味が異なるものでした。これから考え方が変わることもあるかもしれませんが、そんな感じで2020年のコミュニティ活動はほぼ停滞していました。

今は、来年に新型コロナが収束することを信じて、またあの楽しかった空間を取り戻す為に少しずつ準備を進めています。無事に収まっていけば、来年の2月~4月ごろのタイミングで再始動できればとひっそり考えています。

かつて一緒に集まっていたプレイヤー達に「次に向けて準備をしている」と伝えると多くの人達が「機材を寄附するよ」「ゲームソフト使ってくれていいよ」「何でも手伝うから声掛けて」「ガンバレれよ」とあたたかい言葉をかけてくれました。

多くの人が1年経っても待ってくれているので、来年こそは、oreRevoのコミュニティコンセプトでもある「みんなで創る、俺たちの為のゲーム大会」をもとに大阪で再び復興できればと思っています。

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4.「業者目線でみたコロナ自粛の1年間」


新型コロナウィルスによる影響は、コミュニティ活動だけでは収まりませんでした。私のようなイベント事業を生業としてる者も仕事への取り組み方が大きく変わりました。

コミュニティの方では"変化を拒んだ1年間"だと書きましたが、こちらの方では"変化に適応することに必死の1年間"でした。

これまでオフライン会場での運営がメインだったところが、今はオンラインへと移り変わり、在宅でも楽しめるコンテンツを、ということで配信制作の需要が急激に高まりました。

それに加えて、eSC時代から今でも一緒に働いている IKKIさん(@queensaki) からの紹介もあり、「OCA大阪デザイン&ITテクノロジー専門学校」のe-sports イベントスタッフ専攻にて週4コマの授業も受け持つことになりました。

コロナで身動きが取れない中、今やるべき事は何かと考えたときに、自分の中での課題は「今後需要が高まる配信分野でのスキルアップ」「後進に向けての情報発信」この2つでした。

私が身をおいているこの業界はまだまだ狭い世界で、界隈の多くがお互い顔見知りであったり、26歳の自分がまだ業界の中では若手であったりと業界の成長スピードに比べて人の出入りが少ない特徴があります。

また、一般のイベント制作やテレビ業界とも共通する部分もあれば、ゲームを取り扱うという性質上、大半は独自の専門性が求められる特殊な職種です。

自分の時は先人達の足跡を辿ったり、あえて全く逆の事をしてみたり、試行錯誤でやって来ていましたが、今はそういう学びの場所があるのであれば、志のある後輩に向けてレールを敷くくらいの事は自分にも出来るんじゃないかと思って新しいチャレンジではありましたが、取り組んでいます。

講師に限らず、プライベートでも、好きなゲームで大会を開いてみたい気持ちはあるけど、何から手をつけていいかわからないという声はよく聞くので、後半の記事ではそういった方に向けてどんなイベントでも共通して使えるような イベント実施のしおり 的な記事を準備中です。

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5.「oreRevo」のこれからについて


もともと「oreRevo」というチームは、
好きなゲームを通じて何者かになりたい者が集まる集団です。

私自身、このコミュニティ活動をはじめた当初は大会運営のやり方なんて知らなければeスポーツという文化とも無縁の存在でした。それでも同じゲーム好き仲間同士と「みんなで遊びたい」という気持ちがあって、わからないなりにやってるうちにいつのまにかそれが仕事となっていました。

同じく仲間であり、今では様々なタイトルで公式実況を務めるキャスターの大和(@YamatoColors) やプロチーム「WE-R1」に所属しているトラボ(@trassssshbox)、jimmy1(@gammaspecial)も最初は何も知らない未経験からのスタートでした。

彼らはそれぞれが自分の中に強い想いがあって、個々がひたすら努力した結果、今でもeスポーツの表舞台で活躍しています。

今度は舞台裏からeスポーツを支えていきたい同志を集めて、それぞれの夢を実現出来るような場所にしていきたいと考えています。

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最後に

長々とした前置きになりましたが、これで前編を終わりとさせて頂きます。後編も投稿完了後に書き始めるので数日後にはアップされているかと思います。最後まで読んでいただいた方、ありがとうございました。

最後にハートマーク押してもらえると後編書くモチベがあがりますm(_ _)m

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