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自己肯定感ってどうやって育むの?

最近、毎朝の楽しみは、コスモスとアサガオの種を採取する事。毎日採れる種を見ながら来年の事を妄想しつつ楽しんでいるボンボンです♫

自己肯定感ってどうやって育むの?

こんなタイトルを付けました。これは、私が考えて実践してきた方法です。もちろん、自分自身にもそうなのですが、子どもたちが育つ為に意識している事でもあります。他人と比べて、メンタルヘルスを保てない事があると、自分も辛いですが、やはり周りもキツくなりがちです。子どもたちには自己肯定感を持って生きていってもらいたいな。そんな風に考えています。今回はいろいろやっていく中でも、とりわけ大切にしている事を書いてみたいと思います。

自分の事が自分でできるようになる事

これを育くめばいいのです。自己肯定感と言われると難しく感じると思いますが、答えはシンプルです。生きていく力を感じられるかどうか?ということ。子どもたちであれば、自分の事が自分でできるようになる事。これを増やしてあげられれば自然と自己肯定感を持って生きていくことができると思います。

自分一人で何かをするという事は、大人だってとても大変な事。ましてや子どもたちとなればハードルは高くなります。けれど、はじめの一歩と、はじめの失敗を恐れていては何もできるようにはなりません。

例えば

自分一人で眠ることができる

自分一人でプールの更衣室を使える

自分一人で公共トイレに行ける

自分一人でお買い物に行ける

自分一人でお友達の家に遊びに行ける

自分一人でお風呂に入れる

自分一人でお留守番できる

自分一人でお料理ができる

このような小さな事の積み重ねで、自分でできる事が増えて行く度に、自分の事を肯定できるようになるのです。

他人と比べて優っているかどうかではなく、自分の暮らしにとって必要な事が必要な分だけできるのかどうかで充分なのです。そして、苦手な事やクリアできない事は人に頼ると考えることができれば、ずっと自己肯定感は維持することができます。

そうした事を促したりサポートしたりする事が『子育て』ということであろうと私は考えます。

我が家はワンオペ育児なので、基本的に何処へ行くのも私と息子2人の3人です。この組み合わせはチョイチョイ困ったことに出くわします。しかし、この困ったことがそのまま、彼らが成長するもっとも良きタイミングだったりするのです。

例にあげた、『自分一人でプールの更衣室が使える』で解説したいと思います。

長男が小学校1年生の夏休みの出来事

長男小1、次男年中

夏休みに屋外プールへ遊びに行きたい!と子どもたち。

そりゃそうだよなぁ。暑いもんね。よし!プール行こう♫

ヽ(=´▽`=)ノヤッター!プール♫プール♫
はしゃぐ子どもたち

しかし!小1男子を女性用更衣室に連れて行かねばならないというのは、かなり辛いものがあるのですよ。だってね、プールの更衣室って基本的にはコインロッカーの前でみんな着替えるんです。もちろんシャワー室とか、カーテンエリアとかね選択肢がある場合もありますが、そんなものは数が足らないし、着替えが水浸しになったりして使い勝手も悪い。

男の子がママと一緒に更衣室を使うと言うのは子育て中なら、あるあるなんです。だって、そうするしか道がないから。でも、更衣室はママと子どもたちだけのものでは無く、パブリックスペースです。着替えをする時に気になる方も当然いらっしゃる。もちろん、お互い様と微笑んでくださる方もいらっしゃる。いつのタイミングで線引きするのか?それは親が決めなくちゃならない。悩みどころです。だけど、悩むという事はやはり、タイミングは『今』という事。

長男が一人で男性用更衣室を利用する事を促すと決めました。長男と話し合い、『やるよ』との返事をもらったので、更衣室での手順と、コインロッカーの使い方を説明し、更衣室デビューを応援しました。

息子的には、全然OK。それより何より、プールに入りたくて、入りたくてしょうがないと言った様子でした。

そして、いざ男性用更衣室へ!大きく手を振って

『いってきま〜す♫』(^∇^)ノ♪

余裕の表情で消えて行った長男を見送り、次男を連れて急いで着替えを済ませ、男性用更衣室の出口でスタンバイ。しかし、ちっとも出てこない。ハラハラしながら待っているとようやく長男がやってきた!そして、一人の男性に声をかけられました。

男性『あんた、この子のお母さん?!この子はまだ一人では無理だよ!まったく…』

あぁ。ご迷惑をかけてしまったようだ。そりゃそうだ。分らないことがあれば周りの大人に頼るのだよ。と私が教えたのだから。息子はちゃんとこの男性にヘルプが出せたと言うことだろう。その男性には、丁重に謝り、そして助けていただいたことに感謝します。と伝えました。

プールで楽しく遊んだ後には、帰りの着替えの為に、また男性用更衣室へ長男を見送る事となる。一人でできそうかどうか長男に聞いてみた所、

( ´∀`)bグッ!『もう大丈夫♫』

と、のんきな返事が返ってきた。きっと助けて下さった男性が丁寧に教えて下さったのだろう。とてもありがたかった。小さい男の子にロッカーの使い方を教えてくださった見ず知らずの男性。そうしたありがたい支援のおかげで子どもたちは成長していける。

私はたった一度、頭を下げただけ。長男にとっては、大事な大事なはじめの一歩。その後は困ることもなく一人更衣室をマスターした長男。そして2年後には、次男を連れて男性用更衣室の攻略法を伝授してくれました。

こうした、はじめの一歩をタイミング良く促せていければ、本人は自分に満足感を持っていくことになります。今はまだ、たったそれだけの事かもしれないけれど、一つ一つの積み重ねが後に自己肯定感に繋がっていくものだと信じてコツコツと。

親が怖がっていたら、子どもの成長はありません。お叱りには頭を下げればいい事。子どもの成長は私一人が背負っていてもどうにもなりません。周りの力を借りながら、ありがたい支援を受けていく。

長男も次男も、自分で自分の事をしていると実感している事がたくさんあります。どれができるかどうかというよりは、実感が持てているのかどうかが大切。彼らができる事を、私が奪ってしまったり、はじめの一歩に挑戦する機会をあたえなければ、将来的には自己卑下のスパイラルに苦しむ事にります。自分が自分の為にできる事を一つ一つ。誰かの為にはもっとずっと先の話し。自分が満足感を持っていなければ、誰かの為に何かをしても、いつか必ずガタが来てしまう。そうなれば、ますます誰かの為にできる事が減っていく。その循環にはまらない事がとても大切。

私は割と自己肯定感を持っている方だと思う。他人と比べる事は殆どしない。もちろんステキな人のように私も近づきたいとか、そう言う事は思うけれど、優劣と言う事柄には興味がない。どうでもいいとさえ思う。幸せな人が増えるのは単純に嬉しい。嫉妬という感情も確かにあるにはあるけれど、薄いほうだと思う。故に困ることもあるにはあるけど、幸せでいる方がいいと感じている。

自分の事がある程度できて、生活には困らない。できない事や、できない時期は協力できる家族や仲間がいるし、テクノロジーはどんどん進化している。もう充分すぎるよ。足りない感覚は無い。加齢で難聴になってるけど、聴こえにくい音は子どもたちが教えてくれる。先日、弱度の老眼鏡を試しにかけてみたら、めっちゃ視界が良好になってウケたwww

誰かに何かを言われたくらいなら、私が私の事をある程度できていて、それなりに満足して幸せだって思っている事は無くならない。私はそれを自由の翼と呼んでいる。見えない翼が生えてるの
(´∀`*)ウフフ

私、罵られたりすること結構あるの。みんなもあると思う。そんなのは私だけじゃないと思う。誰かの怒りをくらっちゃう経験は、きっとみんないっぱいいっぱい。本当にいっぱいあって、とってもとっても大変で、すごくすごく辛い事だと私も感じる。

それでも、私が私の為にミルクティー作れるもん♫ミルクティー飲んだら、見えない翼がちょっと元気になる。そしてちょっとだけふわっと軽くなる。ほんのちょっとだけね。そういう小さな事で充分。自己肯定感って、ものすごいことを成し遂げる必要なんて特に無い。私は生きてる。私の力で私にできることがそれなりにある。ただ、それだけ。

次回は、『自分一人で眠ることができる』について書いてみたいと思いますにゃん。

『自分一人でお買い物に行ける』は、↓こちらの記事で書いております(о´∀`о)

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