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客は選べ

これは例の如く続きの記事だ。

まずこれを見てほしい。

はい。これは事務所にいたメンバーと
飲みにいった話だ。

「X見てたら、この動画が回ってきたんですけど、
挨拶しないってあり得ないですよね〜?」

と聞かれた。

俺もその投稿内容は知っている。
要は

「挨拶する、しないの自由があっても良いから、
挨拶ってしなくても良くない?」

みたいな話である。

俺は正直どうでも良いと
思っている立場だ。

したければするで良いし、
したくなければしないで良いんじゃない?

ただ、その子が多分この社会だと
損するだけで、それで良くない?

みたいな話である。

正直心境としては

「このクソどうでも良い話に
付き合った方が良いのかな〜」

なんて迷ったが、
それじゃあ相談してきた
この子のためにならないし、
真面目に応えようと
結構長い時間話した。

まじで俺の時間を
こいつらはなんだと思っているのか…

ただ、ネタとしては悪くない。

今回はそんな話をしようと思う。

挨拶するにしても
しないにしても
そんなことどうでも良い。

それは本人の価値観で
判断すれば良い話だ。

例え話だが、その子が
会社のオーナーだったら
働いている人から挨拶されても
別に返す必要はない。

人間の倫理観的にどうかと思うが、
そういう自由がオーナーにはある。

それはこの社会では当たり前の話だ。

じゃあ偉い人だったら
なんでも許されるというわけでもないし、
挨拶を返さないだけで
損をすることさえある。

そういうことを理解した上で、
自由にやれば良いと思う。

俺が何を言いたいのかというと、
立場が変われば見える景色が違う
という話がしたいのだ。

そしてマーケッターこそ
広い視野を持たないといけない。

話は変わるが、
俺が見たSNSの投稿に

「保育園のお迎えに2分遅れただけで、
200円取られた。
こっちは必死に働いて手取りの時給が800円。
帰りに信号と踏切に捕まっただけで、
必死に働いたお金を取られるのは納得いかない。」

という内容のものがあった。

まずコメント欄の話をすると、

「2分で200円でも子供の安全を
買えたという意味では良しとしましょう」

「そこまで高くないですよ」

「わかります。その200円が辛いんですよね」

みたいな感じだ。

俺の立場としては、
このコメントも投稿内容も、
正直どうでも良い。

「お前がそういう人生を選んだのは
お前のせいだろ」

と思うだけだ。

世の中にはこれだけ仕事があって、
それをお前が選んでるだけ。

お前がちゃんと勉強すれば、
在宅でもできる仕事は無数にある。

エンジニアになるという選択肢もあるし、
クリエイターになるという選択肢もあるのに、
お前が何もしないせいでそうなってるだけ。

そういう仕事をすれば
もっと収入が高い仕事ができる。

てか、そもそもSNSに
そんなん投稿してるくらいだったら、
やれることがいくらでもあるだろう?

と、俺の今の立場からしたら
思うだけだ。

簡潔にいうと、

お前の努力不足でそうなったんだから、
愚痴を言うのは違くない?

という話である。

実際そういうコメントもあった。
すると投稿者は

「ただ共感して欲しいだけなんです」

と回答していた。
俺は

お前まじ暇だな〜
共感が欲しくて
SNSやってるんだったら、
やめた方良いよ
その時間を勉強に使えよ

と思った。

いや、別にわかるよ。

気持ちを知って欲しいし、
現状が不満で
何をしたら良いのかわからない!
みたいな気持ちはめっちゃわかる!

でもね。

これだけ情報が溢れてる社会なんだから、
調べて改善すれば良いだけなんだよ〜

って俺は思ってしまう。

だから給料に対して不満を持っているとか、
社会がどうだとか、
色々な愚痴や不満を呟いてるやつに対して
俺は

「こいつまじで頭悪くて
暇なんだな〜」

と思ってしまう。

こんなことを俺がSNSに書けば
叩かれるだろう。

圧倒的にマジョリティーなのもわかる。

でもSNSっていろんな人が
集まってるじゃん。

・お金と時間に余裕がある人
・お金はないけど時間がある人
・外野から口だけ出してる人
・口達者だけど中身がない人

立場とか価値観とか、
状況が違う人が集まってるSNSに
そんな賛否両論のことを呟いて

「ただ共感して欲しいだけなんです」

とかあり得ないだろう。

視野が狭すぎる。

自分から見える世界と
他人から見える世界は違うのだ。

そして他人から見える世界さえも
気にしないといけないのが
マーケッターである。

もう色々書くと長くなるから、
端折ってしまうけど、

「万人受けする商品や
サービスは無い」

売上を上げるためには
多くの人に買って欲しいと思うのが
販売者の視点だ。

だが、多くの人に
刺さる商品やサービスは無いし、
そんな魔法のような言葉もないのだ。

だから

「客は選んだ方が良い」

ということを言いたかった。

かくゆう俺も会社員の時は、
口酸っぱく

「客は選べ」

と言っていた。

「こいつは客じゃないから切っていいよ」
とか、
「こいつは客だから丁寧に接してあげて」
とか、指示を飛ばしていたのだ。

その結果、毎月売上が
上がり続けるという状況を作った。

コピーライティングを勉強すると、
ターゲットコールなんていう言葉を
勉強することになる。

マーケティングを学んでいると、
ペルソナという言葉を
学ぶことになるのだが、

まさしくこれらのことだ。

千差万別、十人十色という
言葉があるように、
人それぞれ感じ方が違う。

俺は俺で感じることは違うし、
あなたはあなたで違う。

上記までを読んで、
あなたは嫌いだ!
と思ったのであれば、
別に今後読む必要はないし、
あ〜そういう考え方もあるな〜
と思ったなら、
俺と話は合うと思う。

でも、こういう考え方も
あると思うわない?

みたいな話は好きな方だ。

そうやって感情に振り回されずに、
合理的な話し合いができる素質は
今後も大切にして欲しいと思う。

そういう人こそ
俺は仲良くしたいと考えている。

(色々割愛)

だから声を大にして言える。
「視野が狭いと損するよ?」

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