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チャンポンって悪酔いしますよね→頭使って考えて

これは続きの記事だ。

もしまだ見てないなら、
前回の記事から読んでほしい。

はい。そんなこんなで事務所に行き、
アル中じゃなくてアルコール依存症だよ
という話をしてた時に、
こんなことも聞かれた。

「チャンポンって悪酔いしますよね〜
次の日も残ってて辛いんですけど、
東さんもそうなんですか?」

俺は聞いてみた。

「えーと、チャンポンする時って、
ワインなり日本酒なり
度数のお酒飲んでない?」

すると、確かに色々飲んでいると
返ってきたのだが、
話を掘っていくとチャンポンが
悪いわけではないことがわかる。

結局、

・度数の低いお酒と同ペースで
度数の高いお酒を飲んでしまう

・度数の高いお酒でも飲みやすいものはある

・ある程度飲むと度数を感じる感覚が
鈍くなってしまう

という複合的な理由が
重なってのことなのだ。

お酒を飲む人なら
これは当たり前の事実である。

上手にお酒が飲める人でも
チャンポンは普通にするけど、
別に悪酔いはしない。

俺の場合、このお酒が
どのくらいの度数かとか、
このペースで飲んだらやばい
というのがわかるし、
絶対に口にしないお酒というのも
決めている。

そういうことを知らない人が
お酒を飲むと、

ビールを飲むのと同じペースで
ワインを飲む

みたいなことになってしまう。

悪酔いするのは当たり前だ。

悪酔いって結局、
「短時間」のうちに
「キャパオーバー」
アルコール量を摂取している状態」だ。

試しに一日かけて
チャンポンを試してみてほしい。

たいして酔わないことがわかる。

ここで言いたいのは、

代謝できるアルコール量は
決まっている。


それに対して
摂取アルコール量が多ければ、
当然悪酔いはする。

合理的に考えればこれが結論!

にもかかわらず世の中的には
チャンポンするのが悪い
となってしまっていることだ。

ダイエットの話もそうだ。

摂取カロリーに対して
消化カロリーが少なければ太る。

当たり前の話だ。

当たり前の話を
さも当たり前じゃなくするのが、
言葉の力なのである。

こんなこと合理的に考えれば
わかることなのだが、
言葉の力は
合理的な考えを阻害することさえあるのだ。

中でもすごい謳い文句が

夢を買う

であろう。
パッと思いついた人もいると思うが、
宝くじだ。

宝くじなんて当たるわけないだろう
ということは合理的に考えればわかる。

1000万分の1とかそのくらいの確率だ。

でも、

「俺なら当たる!」
とか
「ここで買えば当たる確率が当たる!」
とか
色々な理由をつけて最後には
「夢を買ってるんだ!」
みたいなことを
言い始めるのだ。

ギャンブル全般が
まさしくそうだ。

それぞれのギャンブルには
還元率がある。

宝くじなんて半分だし、
パチンコなんて80%くらいだと言われている。

つまり100万円かけて
80万円が戻ってくるということだ。

合理的に考えれば、
すること自体にメリットがない。

世の中には言葉の力だけではなくとも、
合理的判断を捻じ曲げること要素が
たくさんある。

そしてマーケッターは
その力をたくみに利用するのだ。

だから騙されるな!
とかが言いたいわけではなく、
そういうことを知らないと
損をし続ける人生を送ってしまう

そしてマーケッターは
そういうことを知らないと
扱っている商品が売れない

という構図を
知っておかないといけないということだ。

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