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ファンが実写版のシティーハンターを観てみた

あなたは心に残る作品に
出会ったことはあるだろうか?

人によってはドラゴンボールかもしれないし、
セーラームーンかもしれない。

オレンジデイズかもしれないし、
ビバリーヒルズコップかもしれない。

まぁそれはなんでも良いわけで、
俺は最近シティーハンターを観た。

鈴木亮平の出ている実写版だ。

元々好きな作品だ。

個人的に、ルパンシティーハンター
俺の人生のバイブル的な作品である。

好きな理由は「抜け感」だ。

どちらの主人公も
普段は抜けている。

女に弱かったり、
お金に困る一面があったり、
とんでもないバカみたいなことを
普段から行っている。

ただ、仕事となると
プロフェッショナルだ。

その姿勢や覚悟、能力などは
他の追随を許さない。

俺はそういうプロフェッショナルになりたいし、
そういう生き方が好きだ。

自分の生き方に投影するほど
好きな作品なのである。

そんな気持ちもあり、
もちろん実写版を観ることに抵抗があった。

それでも観てみたのは、
とある記事を見たからだ。

どうやら鈴木亮平もシティーハンターが好きで、
役に打ち込む際は、努力をしたそうだ。

その姿勢に心が動いた。

観てみた結果、俺個人の評価としては
ちょっと物足りなさが残った。

いかんせん、時代が時代だ。

もっこり〜

なんて大々的に表現できない。

しかも酒に酔ってぐーだらしてるのも
難しいのだろう。

冴羽のダメっぷりと、
プロとのギャップが足りなかったと思う。

あれがあって、
俺は冴羽だと思うのだが仕方がない。

でも鈴木亮平の演技は
ハマっていたと思うし、
キャスト陣はすごかった。

個人的に木村文乃が出てきたのには
テンションが上がった。

好きな女優だし、
冴子はハマっていたと思う。

しかもアクションシーンも
よく出来ている。

原作でもあんなに激しい
アクションシーンはなかったと思うが、
よく出来ていた。

トータルして個人的には
続編も出して欲しいと思う出来だった。

物足りなかったのは、
前述の通り、冴羽のギャップ。

それともう一つ。

海坊主と美樹だ。

海坊主と美樹がいないと
バラエティー班が弱い。

そう。

この実写版シティーハンターは
バラエティー色が薄いのだ。

バラエティーとアクション。
抜け感と緊張感。

そういう高低差
もう少し足されると
ファンとしてはより熱中できると思う。

と、ここまでシティーハンターについて
サラサラっと書いてしまったが、
それで終わったら俺の感想なので、
マーケティングの事も話しておこう。

何かしらを売る際に有効的なのは高低差だ。

ギャップと言っても良いだろう。

とにかく人はギャップに弱い。

例えば、

・週3日しか働いていないのに月収50万円稼げる職業とは?
・〇〇すれば1ヶ月で10キロ痩せる?運動・食事制限無し!
・ニートが実は月収80万円!?意外な稼ぐ方法とは?

みたいな記事や広告を観ると、
人はついつい反応してしまう。

そして情報商材や詐欺まがいな商品が売れるのだ。

これはコピーライティングのテクニックだ。

もちろんマーケッターでも
覚えておく必要がある。

普通に考えればありえない話だ。

例に出したものは、
どれも現実味をおびない

でも、お金に困っていたり、
減量に困っていると

こういうギャップに反応してしまうのが
人間なのである。

それを巧みに使うのが
マーケッターであり、詐欺師である。

実は詐欺師はプロのマーケッターだ。

詐欺師ほど勉強している
犯罪者はいないと関心さえしている。

そんな個人的な心情は置いといて、
この事実は知っておいた方が良いと思う。

中には本当の事もあるかもしれない。

でもプロのマーケッターは
意外と忙しい。

というより好きじゃないなら
ならないことをお勧めするほどだ。

俺の場合、年間360日毎日5時間以上は働き
サラリーマンではあり得ないほどの収入を得ている。

ただ、毎日の5時間以外は自分の時間だ。
(状況によって変わる。
毎日12時間以上働く事もある。)

旅行に行っても仕事をしているし、
飲みに行っても頭の片隅には
仕事のことがある。

もう、仕事がプライベートの
一部になっているのだ。

そういえば、
マッチングアプリで1年前に
出会った人にこんなことを言われた。

「常に仕事のことばかり
考えててしんどくないですか?」

そう言われてしまった理由は…

話すと長くなるから、
職業病だと思って欲しい。

この職業病のせいで
多くの人と話が合わない。

もうマーケッターというのが
職業病の俺は、
そういうものの見方しか出来ないのである。

何かしらの作品を観た時もそうだ。

今回観たシティーハンターも
そういうものの見方しかできない。

ただ、物を売る手助けをするという意味では、
そのくらいの価値観がないと難しいと思う。

そして俺はこの仕事が好きだ。

まさに天職だと思っている。

暇があれば
そういう情報を漁っている。

もしあなたがこれから
マーケッターを目指すなら
それくらいの基準値が必要だ。

俺もプログラミングを勉強して、
プロのプログラマーになってみたいのだが、
それほどの努力はできない。

人には分相応の役割があると思っているが、
俺にはプログラミングの素質がないのだろう。

そのせいでアイディアはあるけど
サービス展開できてないものはいくつもある。

好きこそ物の上手あれ。

昔の人は良い言葉を残したな。

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