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誰に話すか、誰と話すか。私も話したいし、聴いて欲しい。人と人の繋がりとOVER THE SUN

精神保健福祉士の和賀です。先日、参加したイベント、図らずも、このOVER THE SUNの公演で「話す」ことの大切さを心底感じた翌日から2日間、初めましての人から良く知る人までとにかく「話す」「聴いてもらう」「聴く」の時間を堪能しました。

「話す」絶対量が足りていなかったのかもしれない


自分のこれからやりたいこと、その理由、私の感情や想い、話しているつもりだったけれど意外と話したいことがたくさんあったのです。おそらく、質問の仕方が上手だったり、話しやすい場所、人、空間、など良い条件が全て揃っている時間だったことも大きいと思います。それでも、とめどなく出てくる自分の内側にある想いは、話している自分が一番驚きました。

シンプルに私は話したかったし、聴いて欲しかったのだなと思ったのです。日常的に我慢しているつもりもなかったですし、話を聴いてくれる人もいます。それでも、絶対量が足りていなかったのかもしれないと感じました。

どうしても一人で仕事をしている時間が長いので、自分の脳内での自分との対話をしていると、さもたくさん話しているように感じていたのかもしれません。しかも私は一人時間がとても大切で好きなので、どうしてもその時間が増えてしまうのかもしれません。ついやってしまう、自分で自分のことをわかっているつもりだったのだと思います。

実際に会って話すことは、相手の温度感や返答、質問や疑問などは自分の脳内対話では起きにくいこと。これは本当に自分の生活のあり方を考える必要があるなあと思いました。

身体で感じる情報の多さはリアルに会わないとわからない


コロナ禍で起業し、オンラインで仕事をすることが増え、雑談の時間が圧倒的に減りました。さらに新しい出会いも、この1年でやっと対面が復活してきましたが、それまではオンラインで初めましてが当たり前となりその後、改めて対面で会うことはなく過ごして来ました。

今も打ち合わせがオンライン前提で話が進み、これはとても便利で移動もなく場所の確保もいらないので効率的かもしれません。でも、身体で感じる情報の多さはリアルに会わないとわからない。身体の感覚を使う上でも、便利だから効率的だからといってオンラインを第一選択肢にしてしまうのは違うのだろうと思います。

話すことが全ての事柄を解決するわけでもないでもないですが、声に出して身体から出さないと、自分自身が自分の思っていることを聞くことができないのです。

私はHUGのサービスに「話すことは、身体から離すこと」として言います。そう言いながら、私は私自身にその時間を作っていなかなったなと思います。これは意識して時間を作っていかなければいけないと痛感しました。義務化するのではなく、自分が会いたい、話したい、聴いて欲しい、相手の話も聴きたい、をもっとシンプルに時間を作っていこうと思います。そして思考、感情だけを動かすのではなく、身体を使って、移動して、実際に会って話して、身体の感覚をフル稼働したい。自分の身体はアンテナでもあり、言葉よりも思考よりも先に色々な情報を受け取れるものです。身体とメンタリティ、その両方を出来るだけバランス良く使っていきたいと思います。

https://aikimi-maekawa.peatix.com/


【和賀からのお知らせ】

12月9日のイベントのアーカイブを有料で公開をしています(ご好評につき4月まで延長してます)

弊社サイト内のコンタクトフォームから、

12/9日アーカイブ希望にチェックを入れてお申し込みください。
その後、お支払いについてご案内致します。
アーカイブは3000円となります。指定の口座に振り込みをお願いします。
お支払いを確認できましたら、アーカイブを送らせて頂きます。
わたしに、話してみませんか?こんなこと言っていいのかな、を、どうぞ私に話してください。HUGするように、話をお聞きします。
自分や、もしかしたら近くの家族、友人、知人、会社の人にもしかしてこれはHUGが役に立つのかもと思ってくださったら、LINE公式よりご連絡ください。

精神保健福祉士による従業員様への個別サポートを軸に柔軟に対応するサービスのサイトができました。企業や団体からのお問い合わせも多くいただいています。

対話を通じて働く人の心をケアする。福利厚生としてのHUG、こちらのサイトも是非ご覧ください。


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