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社会福祉とファンドレイジング。お金が苦手、お金の話はタブーを超えていこう。

精神保健福祉士の和賀です。
今日はファンドレイジングのイベントに参加したお話。

ファンドレイジングとは、非営利団体が活動に必要な資金を個人、法人、政府などから集める行為の総称です1 2 3。日本ファンドレイジング協会によれば、民間非営利団体が「活動のための資金を個人、法人、政府などから集める行為」を指します1。具体的な手法としては、以下のようなものがあります。
寄付: 個人や企業から、対価のないお金を受け取る方法。
会費: 会員に毎月や毎年など、定額を負担してもらう方法。
助成金・補助金: 財団や自治体などから、助成を受ける方法。
事業収入: 商品の販売やサービスの提供で、売上を立てる方法。
委託収入: 都道府県や市町村など行政機関から、事業を受託する方法。
融資: 銀行など金融機関から、借入をする方法。

ファンドレイジングは、これらの資金源から、対価を受け取らない方法によって資金を募ります。人によって言葉の指す範囲は異なり、狭義では「寄付集め」と同じ意味で使われる場合もあります。また広義では、融資を受けて後で返済したり、商品・サービスを販売して事業収入としたりなど、「対価性」のある資金調達を含める場合もあります。

https://jfra.jp/

私は起業して、ようやく最近身近になってきた言葉です。
ずっと前からあるけれど、私自身が見ないようにしていただけなのだと思います。お金は苦手でして、お金は好きだけど、数字に弱く、想いが先行しマネタイズに結びつけるのが苦手。私はとにかくお金と事業を結び付けることに関しては、ネガティブな言葉が脳内を行ったり来たりします。

とはいえ、ここは避けられないところで、そのために私の事業をサポートをしてくれる人たちがいるわけです。2023年に参加したあるプログラムからの紹介で、こちらのイベントに参加しました。

人との出会いがなければ、人と人の繋がりが始まらない

私は、対面のイベントは好きだけれど、お祭り的な人の多さに酔ったりもします。全国から集まっているというだけあって、参加者の人数も、熱気もすごく、こういう場や話に福祉職がもっとたくさんいれば良いのにと思いました。社会福祉協議会の人はちらほら見かけました。とはいえ正直、残念ながら参加費の金額設定は福祉職向きではないとも思います。同時に、私としてはこの金額設定を厳しいと思わないような、福祉職の給与所得向上イコール地位向上を目指して行きたいとも強く思いました。

何故、こういう人が集まる場が必要なのかは、人それぞれ考え方はあると思いますが、私は世の中のトピックスや流れを体感することを大事にしています。記事や本やSNSでいくらでも情報は得ることが出来ます。それでも絶対に欠けるのは体感、人との会話、温度感、空気感という非言語の部分です。また、他の領域の人と話すことも色々な人が集まる場所の醍醐味です。人脈とかを殊更に強調するのは好きではないですし、そこにだけ重きは置いていませんが、結局は人と人。実際に会ってみて、話して、という感覚、人との出会いがなければ、人との繋がりが始まらないのです。

FRJ2024に参加した中で、特にクラウドワークスの吉田社長の話はとても良かったです。まるで領域は違うし、恐らく直接話を聴く機会もあまりないだろうと思います。それでも、等身大の言葉は身体に直接すーーと入るようなダイレクトに伝わるのだと思いました。

ざっくばらんに話しているようでいて心に響く言葉がたくさん。

参加してみると、何人か声をかけてくれて、会うとは思わなかった人に会えたりしました。イベント自体は、9:30-20:00という時間設定で、更にイベントに参加した福祉職の懇親会が20:00-22:00という強行スケジュールでした。あまりにも長くて、途中に何度も帰りたいと挫けそうになりましたが、懇親会ではとても考えさせられる話を聴きました。それはまた別のnoteに書きたいと思います。

お金の話をするのが特に嫌われる福祉業界。それはお金が苦手、お金の話をするのは下品、お金の話はタブー、など色々な思い込みがあるのではないかと思います。それを超えて、オープンに語り合うことから始めたいと私は思うのです。

【和賀からのお知らせ】

作家の前川ほまれさんとのイベントのアーカイブがUPしてます。


12月9日のイベントのアーカイブを有料で公開をしています(ご好評につき4月まで延長してます)

弊社サイト内のコンタクトフォームから、

12/9日アーカイブ希望にチェックを入れてお申し込みください。
その後、お支払いについてご案内致します。
アーカイブは3000円となります。指定の口座に振り込みをお願いします。
お支払いを確認できましたら、アーカイブを送らせて頂きます。
わたしに、話してみませんか?こんなこと言っていいのかな、を、どうぞ私に話してください。HUGするように、話をお聞きします。
自分や、もしかしたら近くの家族、友人、知人、会社の人にもしかしてこれはHUGが役に立つのかもと思ってくださったら、LINE公式よりご連絡ください。

精神保健福祉士による従業員様への個別サポートを軸に柔軟に対応するサービスのサイトができました。企業や団体からのお問い合わせも多くいただいています。

対話を通じて働く人の心をケアする。福利厚生としてのHUG、こちらのサイトも是非ご覧ください。



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