韓国ドラマ沼『愛の不時着』＠キム課長
遅ればせながら盛大に「愛の不時着」の沼に完全にハマりました。話題になって半年、Netflixのあなたにオススメを必死に無視して観ないように頑張ってきました。
友人からも全力で勧められていました。何のきっかけか、ある時見始めたら最後、約1週間で全編16話を3周しました。
こんなに良いなら、なんでもっと早く観ていなかったのか。自分を恨みました。韓国ドラマなんて、韓流なんて、ハマるとかダサい、韓国の俳優さんとか別に興味ないし。私は大沢たかおが好き。だから観なくて大丈夫。本当にそれらがすべて吹っ飛びました。人が勧めるものは良いか悪いか別にして、従うのもまた一考ですね。
今回のことを学びにもっと柔軟に対応したいと思います。
さて、私は何にこんなにも心を動かされているのだろうかと、1週間完全に『愛の不時着』を観るためだけに生きている状態を少し俯瞰してみる自分もいました。
胸がいっぱいであまりお腹が空かない。感情のレセプターが壊れてしまったのか、全てが愛おしく感じ少しのことで涙が出る。不思議なことにいつも以上に幸福感が増していたように思います。『愛の不時着』にはまっている状態を「沼」と表現されていますが、なんとも絶妙な表現だと思います。沼から抜けられないのではないかと、思うほどの沼人化に自分でも驚きました。
一般的には、リ・ジョンヒョク役のヒョンビンのカッコ良さやイケメンぶりに心を動かされるのでしょう。しかし、私は完全に韓国の情報院のキム課長に１周目から魂を持って行かれたのだ。いわゆるイケメンではないのかもしれない。しかし、14話から16話までのキム課長の出番の多さ、リ・ジョンヒョクとユン・セリへの裏方的応援の仕方がもう萌えるのだ。こんな風に人を応援できたら、とても人生は豊かだなと感じるのです。『愛の不時着』には多くの素敵な男優さんがいますが、断然私はキム課長が好きです。ヒョンビンが良いのはもう王道。私はどちらかと言えば、ユン・セリ役のソンイエジンの方にハマってしまった。『愛の不時着』から韓国ドラマを見始めて思うのは、文化の違いなどはあるにせよ脚本がそもそも面白いということだと思う。『愛の不時着』の凄さは脚本の凄さにもあるし、さらに素敵な俳優さんがたくさん出ている。日本のドラマを見なくなって10年以上。最後にドラマが面白いと思ったのは「仁」が最後ではないか。日本の脚本家の方達にはもっと頑張ってもらいたいと思うのは私だけだろうか。
『愛の不時着』がすごいのは、喜怒哀楽の全てを総動員する感覚。もちろん、ロミオとジュリエット的な要素で、観ていてホルモンが活性化するということはある。
しかし、それだけで16話もいらないし、社会現象になる程までにはならない。家族、仕事、恋愛、愛情、国家、友人、仲間、子供、昇進、マネジメント、勉強、学び、イジメ、嘘、裏切り、妬み、嫉妬などなど。
生きていく上で必要なこと、不必要だけど生きているとあること。それらが全部入っている。主役の2人以外にも光が当てられていて、ストーリーがあって、共感できるところが散りばめられている。韓国と北朝鮮のラブロマンス、というよりは人間の愛情について書いてあるように思う。
『愛の不時着』でググるとたくさんのブログ、ツイッター、インスタなど情報がある。楽しい時代だなあと思う。私がハマり始めた頃にオンラインイベントもあったようで、すごい人数が参加したというニュースを見た。
「好き」な気持ちは人を動かすし、幸せな気持ちになる。流石に3周目となると、好きなシーン以外は飛ばしてみるようにもなる。
そして今は、キム課長縛りでリピート見している。これもまた楽しい。伏線もたくさんあって、意外と1回だけでは拾いきれないから、2回目に進んでしまうのかもしれない。
何れにしても壮大なドラマに出会ってしまった感動はしばらく続くと思う。
目下の目標は、キム課長役の俳優ユジュンホさんのオンラインファンミーティングが開催されることを切望している。
Instagramで願望を投げ続けてみようと思う。何事も行動。言葉に出して始めて明確になり、実際に行動したら実現する。推しの俳優さんを応援したい。インスタでも盛大に1人でキム課長祭りをしております。インスタはこちらhttps://www.instagram.com/boldmio
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