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母から監督へ その6(前編)


禁断の自宅ロケ!

テレビカメラの前で、話しをするという事は、
一生の中で、滅多にある事ではないと思いますが、
その滅多にない経験を、自宅ロケという形で
経験させていただきました。

監督の投稿にも書いてあった通り、
NHKワールドで2回、空雅を取り上げていただき、
国内番組で紹介してもらう事になりました。

なんと、NHK総合「おはよう日本」です。
NHKワールドでは5分弱でしたが、おはよう日本では、
6分の枠ということで自宅ロケが決行されました!

まず、あまりにも汚い部屋をどうしようかと、
頭を抱えてしまいました。
上の子はアスペルガーで、いわゆる片付けができない。
空雅も机も足元もモノが散乱している状態。
私は子供たちの持ち物には触れないので、
片付けも放置していました。
どんなに散らかっていても、
子供たちのテリトリーには入らないし、
勝手に片付けるなんて事もしません。

当時の記録が残っていましたのでご紹介します。

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普段、人が来る事がない我が家。
身内だけの生活なので、散らかり放題。
人が来る!まして、テレビカメラが入る!と言うことで、
数日前から、大掃除です。

もう、今年の年末は掃除しなくてもいいかと言うくらい(笑)
おかげで、見た事もない空雅の机の表面が出現。
足元に、何もない部屋。すげぇ。
やれば、できるんじゃん。
きれいになった部屋の様子を
早速、携帯で撮影するこの親子はいったい・・・

自宅ロケ当日は、上の子には外出してもらいました。

そして、いよいよ撮影隊がやってきた!

ディレクター(現在の常井監督)さん、カメラさん、音声さん。
スタッフさんは、3名体制です。
さすがに、照明さんまではいませんが。

最初に、各部屋をぐるりと見渡して、
どこから撮ろうか・・・カメラの向きは、
座る位置は・・・と、簡単にアングル決め。

それから、全体の流れの説明。

2年前のNHKワールドの時から
お世話になっているディレクター(常井監督)さん。
カメラマンさんは大きなカメラを肩に乗せているし、
音声さんはガンマイクをニューっと突き出してくるし・・・

とにかく、初めての経験なので、
面白いんだけど、それなりに緊張したりして。
結局、何を答えたんだかよく覚えていないけど。
私のシーンは使われないかもしれないし、
もし使われたとしてもほんの数秒?
いや、ひょっとして親子の会話的にしっかり使われるか?
そんなことが、頭の中でぐるぐるします。
いずれにしても、自分がテレビに映ってしまうかもしれないと、
そんな事を考えたら、それはそれは、恐ろしいことです。

初自宅ロケ 未公開シーンはこちら。

次回後編へ続く(次号も母(くみちょ。)が担当します)

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