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おみくじ引かない人生に区切り。友人の素敵な言葉がきっかけ

オフィスで今年初めて出会う仲間。今年も宜しくね。雑談していて、おみくじ引きましたか?話に。大吉でした。あ、俺も。あれ、なんだっけ?なんて忘れている仲間も。

ボクは引かない。小さい頃から引かない。単なる遊びだから別にいいのだけど。その結果がなんとなく気になるから、左右されたくないから引かないのか、意味が無いと思っているのか。

今年も6日に友人と昼飯食べた後にたまたま近くに神社があったので寄ったが、ボクは引かず。友人は、「吉」。全部読んだ後に、「ま、無難といことかな」と、境内に結んで終り。「吉だから、そりゃ無難でしょ!」と笑ったら、「確かに。もはや書いてあったこと忘れたよ」とのこと。「学生時代に大吉が出るまでやろうゲームしたけどな。ガチャガチャだね」とのこと。あー、なるほど。ガチャガチャ気分ね。

「しかし、ガチャガチャ気分で、しかも、すぐ忘れるのにおみくじ引く意味なくない?」と問うと、「いや、こういう昔からの風習がだんだん無くなっていくのはどうかと思うのよ。だから小さな貢献だよ」とのこと。「友人が神社、熊野神社ってあっちこっちにあるけど、そこを代々切り盛りしているけど運営が大変なんだって。伝統的なことにお金まわらなくなっているよね」とのこと。

おっと、なるほどそういう考えなのか。ステキだ、小さな抵抗。好きな言葉だ。確かに自分は引かないけど、だからと言って不要ということにはならない。自分に必要なことだけが、「必要」なことではないもの。

色々あるから、多様だから、好きを選べる喜びがありますね。もし自分の好きなことだけしかない世の中だと、なんとつまらない人生・世界か。カラフルが失われる。青色だけの虹みたいなもの。

今後のAI・デジタル・バーチャル世界でますます伝統的なことは失われる。しょうがないけど、抵抗してみるのはいいことだ。紙の年賀状も続けているついでに、来年はおみくじ引いてみよう。大吉が出るまで。

読んで頂きありがとうございます。
(職場を/人生を良質にするコンセプトv6_91)



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