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人に変わって欲しいなら:「まずは自分が変わろう」のみならず、これも大切

いつもの朝。ばたばたと会社へ出て行く。自分は、朝食の後片付けをきれいに済ませ、後から出て行った。うっかりリビングの電気を消し忘れていたらしい。で、帰宅すると:


ケース1.
「ねー、電気つけっぱなしだったの知っている? ちゃんと消して行ってよ。最後に出るんだから」と言われた。

「そう怒らないでよ。こっちもバタバタしてたの。TOYOTAの章男 前社長は、素敵なリーダーは、だまって部下の失敗を処理する、ってよ」。

「なにそれ? あなたは部下じゃやないし、私は社長じゃないし。自分がミスしなければいいだけでしょ」。

「はい、すいません。あ、朝の片付けはしておいたよ」。

「だから?」


ケース2.
「ねー、電気つけっぱなしだったの知っている?。ちゃんと消して行ってよ。最後に出るんだから」と言われた。

「そう怒らないでよ。こっちもバタバタしてたの。TOYOTAの章男 前社長は、素敵なリーダーは、黙って部下の失敗を処理する、ってよ」。

「あぁ、そうね、ごめんね。それぐらい別にってことね。ごめんね。電気の消し忘れなんてお互いよくしちゃうものね。朝の片付けはありがとうね」。


ケース3.
「今日は朝の片付けありがとうね!」とだけ言われた。

「うん、お互い様だもの。当たり前だもの。感謝してくれてありがとう」。

(消し忘れた電気のことは指摘されない)



「以上3つのケース。さて、どれが我が家でしょうか?」
と会社の同僚にクイズを出された。

以前も電気の消し忘れを怒られた小話をしてきたし、そもそも、消し忘れを指摘されなければ、消し忘れた事実を知り得ないからケース3はありえない。ので1か2だけど、ま、1.だからクイズしてくるのです。

そして、「格言とか、本を読んで気づいたら成功者の言葉とかって、効果あるんですかね。人に伝えて気づいてくれるものですかね?」とため息交じり。

この朝の前の昨晩にケンカしていたかもしれないし、嫌なことが職場であったかもしれないし、これだけの話では何もわかりません。それに、この豊田章男前社長の事例は嫌味満載。ある意味、自業自得。。。


相手を変えようとせず、自分が変わろう。
相手に変わって欲しいなら、まずは自分が変わろう。


これはよく言われる。でも、こうも思う:


「1回伝えたところで納得されるわけがない」
「誰に/いつ/どこで言われるかで言葉の効果は変わる」
「人は理解・納得したからと言って、即相応の反応をする訳ではない」

つまり、回数の問題、タイミングの問題、時間の問題もある

だから
「相手に左右されず(空気を読み過ぎず)、
自分の信じる言葉を言い続けよう」



上質なコミュニケーション/人間関係、が結実するには、よく言われる通りながら、「1.自分こそが行動を変える努力」もありますが、「2.相手に継続して伝え続ける努力」も大切かなと思います。。。



読んで頂きましてありがとうございます。
(v8_36)


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