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教えて下さい51: 人生の向かう先は自分で決める?人に付いて行ってもいい?(v5_もぐらさんの悩み)

8月21日。月曜日。部下が夏休み取っていいでしょうかぁー? ということでタイに行くらしい。独りで。違う部下が同じくいいですかぁー? トルコに行くらしい。独りで。そして、ゴルフ場で出会う去年リタイアした大大先輩はマチュピチュ・ナスカの地上絵を見に行くらしい。独りで。旅行は独りで行ける。人生の勝負を賭けたビジョンへは独りでは行けない。仲間が必要だ。自分のビジョンに向けて共に歩んでくれる仲間を集うか、誰かのビジョンに付いて行くか。

今日の悩み: ”人生、どこかいいところに連れって!なのか、よし、みんな、いいところに連れて行くよ!なのか”

案1:
ふと気づく、人生をかけてやってみようかなと思うビジョン。リスク取るの怖いけど、徐々に一歩一歩進んでみると、心が固まる。止めようと思う時もあるし、よし、冒険してみよう、となる時も。でも、冒険するなら1人では何もできないから、仲間を集う。ねーねー、どう思う?このビジョン? 仲間が年下だと、「素敵な未来に連れて行くよ!」。仲間が同期や同世代、年上、経験差があまり無いなら、対等で、「一緒に行ってみない!?!?」

だけど、リーダーになってしまったのであれば、仲間が年上で経験豊富であっても、烏滸がましいけれど、直接には言わないのだけど「いいところに連れて行くよ!」って精神が根底だ。上から目線っぽいけど、そうではない。部下・仲間を使い捨ての人件”費”として扱うのではなくて、対等な助け合う立場として接するも、でも、自分が発案者で、全ての責任者で、そのビジョンのすばらしさを一番に心底から認識しているから、皆より先を見据えているから、だから、心では「みんな、いいところに連れて行くよ!」の精神なのだ。とは言っても、自分が偉そうに後部座席に座ってTVでも見ながらくつろいで、あっち行け、こっち行け、とドライバー(仲間)に指示するなんてダメダメリーダーはありえない。みんな、バスに乗ったかな。持ち場についたかな。よし行くよ!まずはボクが運転するよ!素敵なところなんだ、ボクらが向かうところは。ってな感じ。人生の向かう先は自分で決める。そして仲間を集める。これが人生だ。

あるいは

案2:
人生の向かう先は自分で決めたい。でも、夢・ビジョンが浮かばない。理由はわからない。何かに熱中したい、熱意を持ちたい、でも、どうにもならない。沸いてこないんだもの。。。でも、何かに役立ちたい。一生懸命になりたい、のは正直なところ。だから、誰かの素敵な夢に乗っかりたい。共感したい。共感したら愚直にがんばりたい。だから、みんなの夢を教えて。どこかいいところに私を連れてって!一生懸命がんばる、その夢の実現に。バスの運転もするよ、みんな疲れを癒やして寝てて。中も外も掃除するし、ガソリンも入れる。エンジン、整備できるよ、電気系統も詳しいし、パンクも修理できるよ!人に付いて行く、それでもいいよね。

なんと言っても「だれをバスに乗せるか」(「ビジョナリーカンパニー②飛躍の法則」、ジェームズ・C・コリンズ著、山岡 洋一訳、日経BP社)が非常に大切だ。全てのスタートなのだから。

ま、案1でも案2でも、どっちでも良いかな。ひとそれぞれ。第3の選択肢もありえる。人生に「正しい答え」無し。

大切なのは:
1.
どっちか悩む/どっちもあり/変化する、そんな自分を知ること
2.そして、自分と違う他人がいても、差別せず受け入れること
3.そして、大切な家族/恋人/仲間が悩み、辛く感じるその時に、案1、2のどっちがより心を落ち着かせ、安心させられる温かい言葉になるかを考えてプレゼントすること

そんな風に思ったりします。

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