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人類の集団定住生活から始まった感染。「集団」からの脱却が健康の秘訣?

数週間前の話。会議室に1人でいると、仲間が入ってくる。ちょっと相談です、と。で、会話が始まってすぐに、「あれ、風邪引いてます? 風邪のにおいがします」と言うのだ。ボクは咳もせず、鼻水もなく、体調不良も訴えていないのに。

「へええ? 風邪のにおいってわかるの?」


この仲間、確かにかなり鼻がいいのだ。以前、一緒に電車移動していると、「むむ、なんか臭い。。。これはあれだな。。。すいません、車両移りませんか?」「前に座っているあの男性は汗臭い、その隣は体臭だ、あれは酒だ」とかなんとか、本当かウソかボクにはわらないのだが、鼻がいいようなのです。

で、その通りで、ボクは体調不良だったのだ。風邪なのか、なんなのかわからないが、熱が36.8℃で、普段の平熱が36.2℃だから、ちょっと高く、そして喉がとても痛いのだ。咳も鼻水もないが、喉だけがめちゃ痛い。

その日の朝、もしやコロナ?と疑って、病院に行って来たばかり。医師いわく「コロナがまためちゃくちゃ流行っているんだよ。でも、熱がないから、ま、様子見で普通に生活していいよ。熱がでたら薬局でコロナ検査キット買って調べてみて。陽性なら、ま、熱が下がるまでは出歩かないでね。ま、風邪と同じ感じで」。で、喉の炎症を抑える薬と、万が一の熱冷ましを処方してもらったのだ。

こんな話を仲間に伝えると、「やっぱり!だって風邪のにおいしますもの。コロナかどうかはわかりませんが、なんでしょう。体長不良がにおいます。」

で、一緒の会議室は良くないとのことで、屋外に出たのでした。


コロナ、すっかり忘れていて、マスクもおろそかになっていたこの頃。緊張がほぐれたその時に、襲ってくるものです。「天災は忘れた頃にやってくる」。寺田寅彦の言葉らしいですが、真理ですね。だいたい手を抜いたらこうなる。


この仲間、「私、風邪とか引かないのです。自分の中では勝手に、なんか、くんくんして、自分が嫌なところからはすぐに逃げるのです。敏感でうざいなと思うのですが、気になってしまって。だから電車はよく車両移動します。駅のたびに降ります。ラッシュは無理ですけど、ま、そもそもラッシュは乗らないです」とのことなのだ。


「でも、風邪のにおいがした時はもう体調不良になっているから、本人もわかっているので、別に、仲間を未然に助けられているわけではないのです。予防にならないので。

あ、でも、電車のドアが開く度に降りる、なんか変だと思ったら気にせず車両を移動する、は、やってみてください。リモートだから、会社ではあまり人に会わないから、結局、電車がやばいと思うんです。後、飲みですね。食事にヤバい人と一緒だと終りです。絶対ヤバいと思ったら、その人の近くには座らないです。集団&やばい人回避の法則です(笑)」


偶然に人類が小麦と出会い、木の実が育つシーンに遭遇し、育てる概念と共に集団で定住生活が始まる。ついでに家畜も飼い始める。人口が増える。すると、家畜から色んなウィルスや菌をもらい集団内で蔓延。免疫がつくまでは死んでいく。定住が始まってから現代まで変わらない繰り返し。集団でいることが病気の大きな原因。避けられないけど、なるべく避けてみる、そんな彼女の思想。


健康なひとには何か理由が、行動が、習慣があるものですね。あとは自分が信じて、真似するか。自分は別にいいやと思うか、自分にはできないやと思うか、全然科学的じゃないなと拒絶するか。そして、引き続き風邪やコロナのお世話になるか。。。

電車の行動、やってみようかなと思ったのでした。


しかし、この臭覚、もっと社会に役立てられないですかね。なんて、他愛もない話でした。。。


読んで頂きましてありがとうございます。
(v8_73)


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