魔法使い

皆さん、"魔法使い"っていると思いますか?僕は最近、化学や物理の授業を受けていると、「そのうち魔法使いになれそうだなー」と思うようになりました。魔法使いと言えば、映画ではハリーポッター、漫画だと転生ものでよく魔法が使われますが、彼らは詠唱をしたり、杖を振ったりすることで火をだしたり、空を飛んだり、テレポーテーションをしたりします。そんなことが出来るのは非現実的だと思うかと思いますが、かつて、鎌倉時代の人々にとって、人が飛行機に乗って飛んだり、電話でここにいない人と会話をしたりすることは現実的だったでしょうか。それこそ、魔法や呪い、神の所業と思われていた非現実的なものだったはです。だとすれば、いつか魔法が使う日が来るのも非現実的だとは言いきれないでしょう。

しかし、ここで1つ言っておきたいのが、僕が言う魔法とは、不思議な力によって空を飛んだり、雷を起こしたりすることではありません。もちろん、そのような不思議な力があるのであれば、それはまさしく、"魔法"であると思いますが、そんなものは恐らくないでしょう。学校で体の仕組みや、組織を習えば習うほど、そんなものは存在しえないと分からされます。そんなことが出来るのは人間ではない何か、もしくは進化した人間しかありえないでしょう。

では、僕の言う魔法とはなんなのか。それは、化学反応や物理法則です。化学や物理を習っていると、この世の全てのことに理由付けがされていきます。火が起こる、水が出る、物が落ちる、光を放つ。これら全てに理由があり、法則や、公式があります。同じように魔法にも明確な理由付けが出来れば、使うことが出来るのではないでしょうか。そして、その理由付けされた法則や公式こそ、いわゆる術式や詠唱となるのではないでしょうか。

そう考えると、退屈な授業も楽しくなります。「この法則を利用したら何か出来るんじゃないか」「この反応を使えば魔法っぽくなるんじゃないか」僕は最近、授業中にそんなことばかり考えています。僕、受験生なんですけど、大丈夫ですかね(笑)


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